<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、転職活動でどうしても入りたい「第一志望」への過度な期待。
その危険性と持っておくべきなおすすめの考え方を解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、第一志望の不採用に心を揺さぶられず見つめるべきポイントを理解できます。
そして「本当に望むこと」を見つけて叶える会社に出会うことができます。
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【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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こんな方にオススメ
- 第一志望の企業にどうしても入りたい
- 第一志望に不採用になったが諦められない
- 第一志望の企業に期待してるけどその反面怖い
目次
【転職活動】第一志望の会社に落ちた!過度な期待を消す3つのポイント
応募段階で第一志望を決めるとメンタルを左右する
書類選考に通ってやっと受けた第一志望の面接。
どうしても入りたかった会社なのに結果は不採用。。。
気分的なダメージって大きくなりますよね?
それこそ他の会社に落ちるよりも「これまでの経験を全否定された」気持ちになるでしょう。
SNSでもそういった悔しい気持ちが読み取れます。
落ちた、、、第一志望やったのに、、、
— み@25卒 (@yuu796510592847) June 27, 2024
第一志望落ちた。
私がマッチする仕事ってなんだろう…— 会長 (@kaichogokinjo) June 25, 2024
第一志望落ちたかもしれん絶望
— ごみてゃ (@EcFxba3tafTn0lK) June 21, 2024
ちょっとメンタルを揺さぶられてしまう気持ち、わかります。
私も過去にどうしても入りたいハイブランドの面接で2次まで進んだことがありました。
そこでそのブランドのネクタイを18,000円出して買い、当日身につけて、新しいサービスの提案書まで提出しました。
しかしネクタイにも提案書にも触れられることもなく結果は不採用。
途方に暮れたことを今でも覚えています。
まさに「予定は未定」
第一志望の企業に採用される可能性は誰にもわからないものです。
むしろその企業を第一志望にしていない人が採用されたりするのが現実です。
熱意は大切だけど、そこがポイントではないという教訓を得たいい経験でもありました。
話は変わり、以前Twitterでこんなツイートをしました。
【 予定と期待 】
これだけは何かしらの原因でその通りにいかないことが多い。
あまりにも依存してしまうと自分の心身にもよくない。この2つにはある程度の「余白」。
これ持ってるかどうかで切替も見直しもできる。「心の遊び」空間を持っておく。 大事ですね😊
— かずとも@転職の向こう側「GOODJOBlog」 (@KazutomoNagasa2) June 29, 2024
前述の経験からも転職活動をする上で・・・
活動全体に悪影響
第一志望の企業に『大きな期待』しすぎると希望通りに行かなかった時にメンタルを乱されます。
そしてモチベーションも乱されて『その後の活動のスピード』にも大きく影響します。
このことを伝えたかったのです。
転職では第一志望は活動中に出会うもの
私自身が前述の不採用の後、再度1から始めた活動で結局、
- 事前には全く知らなかった企業で
- その後の恩人と呼べる人と出会い
- 転職エージェント人生が期せずしてスタート
そうして今の自分の土台を作りました。
この強烈な経験からもお伝えしたいと思うのは・・・
ポイント
- 第一志望を最初に決めない、期待をしない
- 活動をする中で第一志望を見つける気持ち
これが「心のゆとり」を保つのに大事だということです。
そうして数をある程度こなしていく中で
- 新たに気がつくこと
- 新たに見直すべきこと
そういったものを見つけることが重要です。
ポイント
転職活動をする中でもあなたは確実に「成長」しています。
何も疑わずに「第一志望の企業が最高なんだ」と信じてしまう心は広い視野での活動の妨げになります。
次の項目では「第一志望」に過度な期待をすることがなぜ良くないのか?について解説しますね。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
面接後の「お礼メール」は必要か?不要か?の論争について下記で解説しています。
ご参照いただきライバルに差をつけてくださいね。
-
【面接】お礼メールは逆効果なのか?ライバルに差をつける「真の狙い」
転職で第一志望に落ちた!期待が視野を狭める理由
第一志望という意識が「理想化」してしまう
前の項目でも記した通り、過去の自分もそうでしたが第一志望に定めた企業には・・・
自分だけがイメージを膨らませている
- 知名度
- 待遇面
- 企業規模
そういった部分に目が行っていて「自分の中での理想」が勝手に膨らんでいる状態です。
このケース、かなり多くの方に当てはまると思います。
しかし当サイトでよく出している言葉「転職の向こう側」。
つまりその企業で「実際の仕事をしているイメージ」。
ここが抜け落ちており、それが志望動機やアピール面で必要な準備を不足させちゃうんです。
第一志望への理想がどちらの結果も悪くする
第一志望への大きすぎるイメージ、空想に近いものが大きければ大きいほど・・・
本当は違った!
- 入社後の「ギャップ」が大きく早期退職につながりやすい
- 選考で通らなかった時の精神的ダメージが大きい
どっちの結果も悪くする確率が高くなります。
簡単に言うと自分のイメージがあるように、相手企業にもイメージする人材像がある。
相手企業の求める人材像に自分がマッチしていないのに「期待が先行」していることが原因になるわけですね。
次の項目では志望度でモチベーションを左右されないための『3つのポイント』を解説します。
check>>書類作成専門チームがいるからスタートから任せる【転職スクール】
参考
求人への応募の際に「迷う時間」が無駄である理由と迅速な行動のポイントを下記で解説しています。
-
【転職活動】求人応募に迷う時間はムダ!書類通過後に調べても遅くない
転職で第一志望に「活動中に出会う」ための3つのポイント
転職活動は「宝探し」
- 第一志望を絞らない
- 活動中の出会いに期待する
- 企業のカルチャーを見る
順に説明しますね。
1.第一志望を絞らない
まずは・・・
ポイント
転職活動を始めるときに第一志望を「特定の企業に絞らない」ことです。
特にまだ応募もしていない段階で「入りたい企業があった」と言うツイートも多く目にします。
この時点で「期待」を持つと過去の私のようにメンタルにダメージを受けかねません。
もしここいいなと思う企業を見つけてしまったなら・・・
周辺も調査!
その企業の「競合の会社」も調べて応募しましょう。
それだけでも複数に志望度が分散して、多くの「社風」を見ることができます。
1つに賭けるのは人生を左右する転職活動では、結構リスクを伴うことになっちゃうので注意してくださいね。
2.活動中の出会いに期待する
これは私の経験談から言えることですが面接の場で出会う人。
特にあなたの直接の上司になるかもしれない人。
こことの出会いに期待するほうが「視野」が大幅に広がります。
ポイント
何をしたいか?も大事ですが「誰と働きたいか?」
これもその後のあなたのモチベーションを大きく上げてくれるものです。
思いもしなかった成長を遂げるきっかけになるかもしれない人との出会い。
それを「自分の理想」に気が行ってしまって見失ってしまいます。
経験のかけ算
- 自分ができることを
- 入社企業に提供して
- 貢献していく気持ち
ここが大切なことを忘れないでください。
どうか知名度や企業規模に惑わされずに見つける視野を持ち続けてくださいね。
3.企業のカルチャーを見る
これはすでに面接での「必須事項」ですね。
私はツイートでも転職のポイントは、内定の数でも活動期間の短さでもなく・・・
ポイント
どれだけの会社と会って「社風に触れたか?」が大事だと伝え続けています。
【転職活動期間の短さ】
これは幸福度に関係しません。
ポイントはどれだけ多くの「社風」に触れられたか?
給料でもなく、 休日でもなく、
「社風」が合う会社に出会えること。それが結果的に給料も休日も 満足を伴うものに「なっていく」
スタートラインだけに目を置かないことが大切。
— かずとも@転職の向こう側「GOODJOBlog」 (@KazutomoNagasa2) June 29, 2024
実際の面接の場での
- 面接担当者の態度や表情
- 社内からもれ聞こえる音や声
そこから読み取れる「会社のカルチャー(社風)」。
ここを面接で耳と目を利かせて感じ取ることができたらあなたは相当な面接上級者になれます。
目の前にいる面接担当者はあくまで「窓口」です。
内定がゴールじゃない
毎日を過ごすことになるかもしれないその会社。
そこがあなたにとって感じのいい空間かどうか?
これは「転職の向こう側」に大きく影響します。
転職エージェント時代、私もここの情報を集めてサポートする方へお伝えするのが大きな役割でした。
入らないと分からない情報を転職エージェントから是非得てくださいね。
メモ
転職エージェントが企業にあなたを推薦する際に添える「推薦状」。
プロのアピール方を見せてもらう方法を下記でご参照ください。
-
【転職エージェント】推薦状を見せてもらう!あなたのPR内容の入手法
ーー
転職活動中はやっているつもりでも「自分を客観的に見る」ことって難しいものです。
一人で活動していては得られない
「非公開な求人」
「会社内部の情報」
これを転職エージェントは持っていて、あなたが得て初めて「有益な情報」になります。
正しい判断をしたいと願うのであればこういった情報をたくさん得て
- 「比較検討の材料」
- 「決断するための材料」
これをたくさん持っておくことが「成功転職」と呼べる結果を引き寄せます。
また、転職エージェントを使っているのに通さず直接内定・採用したいと連絡してくる企業の危険性も気づけます。
詳しくは下記の記事をご参照ください。
-
【転職エージェント】通さず企業から直接内定?危険な連絡への対処法
何も費用が掛かることもないのでうまく頼って「情報戦」である転職活動を制してください。
check>>非公開求人の中から新たな「第一志望」に出会う【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り返す【第二新卒エージェント15選+α】
< 転職は情報戦 >
JACリクルートメント:対応力No.1、若年からハイクラスまで充実
マイナビエージェント :対応スピード・求人カスタマイズともに業界No.1
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転職で第一志望は絞らない。多くの出会いが人生を豊かにする
特に初めての転職活動では1つずつ応募しては結果を待つ。
そんな方法で進めて時間が結構かかってしまったので、内定が出たところで手を打つという転職で結局は失敗してしまいます。
-
【転職活動】進まない人の9つの特徴。今すぐ高速化できるので安心を
初転職の失敗はほとんどがこのパターンで、私自身も初めての転職がバッチリ当てはまっていました。
他の世界を知りたい
転職活動の時間はある意味「人生で貴重なインタビュータイム」です。
「面接」は英語に訳すと「interview(インタビュー)」です。
1回の応募で多くの企業にアプローチをかけつつ、でも大きな期待を持たず
- 通過しなかったら「あっそ」くらいの気持ち。
- 通過したら「さすが見る目あるねー」という考え。
そうやって「機械的」に切り分けていくくらいがメンタルにも優しい転職活動ができます。
そして面接に進んだら前の項目をもう一度見直して表面上ではわからない部分を見極めていきましょう。
たくさんの企業と出会って、その後のあなたを大きく変える。
そんな出会いがあることを心から応援しています。
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