<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、休みが少ないという理由で転職してもいいのかと悩んでいるあなたへ。
転職の際に間違いなく「しっかり休める会社」へ転職するポイントをお伝えします。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、休日や休暇の意味を正しく理解できます。
それが正しい会社選び、正しい転職に繋がり人生が豊かになります。
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こんな方にオススメ
- 今の仕事は休みが少なすぎる
- 今はいいけれどずっと続けていく自信がない
- もっと休みが取れる会社への転職を考えている
目次
【転職理由】休みが少ないから転職したい!良い会社選びの注意点3選
休みが少ないという転職理由は間違っていない
日本人はよく働くまじめと言われますよね。
あなたは今の会社でしっかり休み取れていますか?
質問です
休みが少なくて疲れがたまり、将来が不安でしっかり休める会社への転勤をお考えではありませんか?
人間は機械ではないので、休まなければ疲れて、それが溜まれば心身に支障をきたしてしまいます。
人手不足、先輩の協調性のなさと嫌がらせ、実質先輩がいない状況、休みが少ないのに給料は良くない、クレーム多い
転職理由には十分すぎるでしょ— ひな🐈⬛ (@hina_cos0824) October 16, 2023
世の中は三連休…。
給料安い、休み少ない…。
転職を考えよう。— 〜 (@uranarunaru1) October 8, 2023
「休みが少ない」と言う転職理由。
ポイント
これは甘えでもなければ、間違ってもいません。
長く働くのであれば「休日・休暇」はとても大切な要素です。
年齢を重ねていって、仕事おわりは毎日クタクタなんてことにならない環境に身を移すこと。
そのポイントを下記で解説しています。
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【仕事】終わると毎日クタクタに疲れる!年齢を重ねる上で見直すこと
同じ休日日数で10年後も働けるか?
若い時は覚えるために必死になって気にしている暇もないかもしれません。
でも、同じ量を30代、40代、50代と続けていけるでしょうか?
ポイント
あなたの会社にいるその世代の方の姿が「未来のあなたの姿」です。
若い時点でこの考えを持っておくことはとても重要です。
私自身、新卒での販売職時代、月の休みが2、3日と言うのはザラでした。
3年が経過した頃から、40代になった時の自分が「イメージができなくなった」ことが、最初の転職を考えたきっかけでした。
そのころの年間休日はおそらく60日〜80日くらいだったと思います。
転職エージェントとして「労働基準法」を覚えるようになって「やっぱり異常だった」と気づきました。
注意
周囲が何も言わずに働いていると
- 「それが普通」
- 「おかしいのは自分」
という洗脳に近い感覚に陥ります。
早い段階で「休日・休暇の制度が整っている環境」に移ることをお勧めします。
完全週休二日制が希望なのに求人票の見方がわからない方向けに下記の記事で解説していますので、合わせてご参照くださいね。
-
【完全週休二日制】土日祝休みって嘘?求人に騙されない休日確認方法
次の項目では、「休日・休暇」が大切な理由を改めて解説しますね。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
休みが少ない転職理由に「休日・休暇」が重要な理由
休みが多い・少ないが意味するところ
休日・休暇は文字通り「休める」ことです。
後述しますが「休日」と「休暇」も意味が大きく違います。
最も大切なのは・・・
ポイント
- 心身の健康を維持すること
- 良い人間関係を保つこと
- リフレッシュして翌週に良い気持ちにすること
このバランスが仕事とプライベート双方に良い影響をもたらすわけです。
休みが少ない会社はビジネスモデルがヤバい!?
休みが少ない会社は・・・
注意
- 社員が休みなく働かないと成立しない構造
- 利益の低い薄利多売でとにかく行動量が必要
- 仕組みをつくらず目先の売り上げに執着
こんなビジネスモデルになっているところも多いのが現実です。
これはとても社員を大切にしているとは言えず、
人が定着しない
人がどんどん入れ替わる
人手不足で効率が上がらない
といった悪循環に陥ってるのに、気づいていてあえてなのか、直そうともしません。
- コストカット
- 利益率の改善
- 不採算部門の撤退
などなど、できるはずなのに必要な措置をとっていないブラック体質です。
では転職をする際・・・
どこを見れば良い?
「しっかりと休める会社」に転職するには、何を知ってどこを見ればいいのか?
次の項目では、しっかりと「休日・休暇」の意味を知っておくことが必要なので、そこについて解説します。
この機会に再認識して面接などでの確認に利用してくだい。
参考
前職にやっぱり戻りたいと安易に考えるかもしれませんが、そのリスクについて下記で詳しく解説しています。
合わせてご参照くださいね。
-
【転職】前の職場に戻りたい。行動前に確かめるべき3つのポイント
休みが少ない転職理由から良い会社へ転職するポイント
ここは確実に「理解」しましょう
- 「休日」と「休暇」の違い
- 「週休2日」と「完全週休2日」の違い
- 「年間休日」の重要さ
順に解説しますね。
1.「休日」と「休暇」の違い
似た言葉ですが、その意味は全く正反対と言えるものです。
この2つの違いは下記の通りです。
< 休日と休暇の違い >
休日:法律上休まなければならない日
休暇:本来は勤務日だが休むことができる日
休日は「法律で定められた(法定)休日」を指し、後述する年間105日以上でなければ違法です。
現在の会社の募集上と実際の年間休日を一度確認してみてください。
ポイント
休日は法律で定められているので、「休暇」の制度がどのくらい充実しているか?
ここを求人内容で確認しておきましょう。
年次有給休暇のほか、
- 夏季・冬季・年末年始休暇
- リフレッシュ休暇(連続◯日間)
- 慶弔休暇
- 産前産後・育児休暇
など。
その他にも、他社にはない独自の休暇制度をとっているところは「社員のやりがい」への努力が見える会社です。
2.「週休2日」と「完全週休2日」の違い
これも多くの人が惑わされる表現ですが、同じように見えるこの2つも全く別物と言える違いがあります。
大きな違いは下記の通りです。
< 2つの違い >
完全週休2日制:毎週必ず2日の休日がある。
週休2日制:月に1度でも週に2日の休みがあればよい。
つまり「週休2日制」は月に1回でもあれば、その他は週1日の休みでも問題がないんです。
そのために実際は「隔週で土曜は出勤」「祝日は勤務」などの状況が生まれます。
ここが入社後に「話と違う!」となることが最も多いパターンです。
ポイント
土日を休日としたいのなら
- 「完全週休2日制」
- 「土日祝休み」
の会社を選びましょう。
ここを間違えて覚えたままだと、毎回の転職を失敗します。
3.「年間休日」の重要さ
会社によって「年間休日」を表記していますが、ここも注意が必要です。
前述の通り、店舗での販売職などシフト制の場合、急病などで欠員が出た場合に出勤になったりで表記通りにいかないことがあります。
またハローワークで募集をしている求人は「年間休日105日」のものが多くみられます。
一見100日以上あるから多そうに見えますが・・・
注意
年間休日105日未満は「違法」です。
出典:カオナビ人事用語集
これは「土日の2日間だけ休み✖️年間は52週=104日」。
つまり105日と言うのはかろうじて土日休みで終わり。
その他祝日やゴールデンウィーク、年末年始などが入っていません。
また「国民の祝日」に定められているのは「年間で16日」です。
先ほどの105日に国民の祝日16日をプラスして合計121日。
ポイント
カレンダー通りの休日を希望するなら「121日以上の年間休日 + 整った休暇制度」の会社を選びましょう。
ここは面接で聞くと聞き方によっては「義務(仕事)」を果たしてないのに「権利(待遇面)」を先に聞いているようにとられることもあります。
なので、エージェントなどプロの「正確な情報」を聞くのが一番です。
ーー
自分で確認しづらい部分も、あなたに代わって確認してくれます。
「非公開求人」と「企業の内部情報」とともに有効活用して、失敗しない転職をしてくださいね。
check>>どれだけの事前情報を得るかが勝負【厳選エージェント13選+α】
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< 転職は情報戦 >
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休みが少ないという転職理由は「人生のバランス」に重要
しっかり休日・休暇で心身を休めて、リフレッシュして仕事に取り組めれば会社としてもいい影響しかありません。
これをわかっている経営者は制度を整えています。
逆の会社は社員の幸せや生活よりも「会社の利益」が優先した考えと思って間違い無いでしょう。
それを見極めることができれば・・・
ポイント
休みを楽しみに仕事をして、仕事のための人生ではなく「生活のための手段」としての仕事と思えます。
それが心にゆとりをうんで「仕事に人生を支配されない」ことに繋がります。
これから先、家族を持って、養って、たくさんの楽しい時間を一緒に過ごす。
その為にも今回の内容が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。
あなたが1度きりの人生を、大いに楽しんで過ごされることを心から応援しています。
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