<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、転職活動をしながら「現職への退職交渉はいつから?」と迷っているあなたへ。
守るべき順番と方法、気をつけるポイントを解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、円満に惜しまれながら新天地へ羽ばたけて人脈も増やす事ができます。
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【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
こんな方にオススメ
- 転職活動で内定を得た
- これから転職活動をする予定
- 現職への退職交渉を円満に進めたい
- 退職交渉をするタイミングや流れを知りたい
目次
【退職交渉】いつからすればいい?流れとタイミング知って円満退職!
- 転職活動で内定が出た。
- 内定が出るのが確実だ。
内定を承諾する意思を持っているなら次に悩むことは「現職の退職交渉」ですよね?
タイミングや交渉方法がわからないという人は結構多いんです。
明日いつ言おうか迷うな…(`・ω・´)!!!退職すること!!
— ち。🍓 (@VOmBJ3bSr085964) March 20, 2024
退職することいつ言おっかな
— エケチャン (@Akatyan_nurse) September 2, 2023
結論から言うと・・・
ポイント
内定を承諾するなら、即上司に報告をしましょう。
期間は・・・「最大1ヶ月+有給の残り日数」
これだけあれば十分です。
参考
退職の覚悟が持てない方に向けて、一発で決めるための思考と行動を下記で解説しています。
合わせてご参照くださいね。
-
【退職】仕事辞める覚悟を持てない!迷いを消すための「3つの準備」
勤続年数で仕事量・担当顧客の数にも違いがあると思いますが同じでOKです。
就業規則にいろいろ書いてあるかもしれませんが法律上(民法627条1項)では「14日前」でOKです。
あとは月末退職として
- 残りの「有給」を消化して月末退職か
- 月末(又は給与締日)まで出勤して翌月消化して退職か
を決めましょう。
ここを決めておかないと後で「思わぬトラブル」になる場合が考えられます。
その理由について次の項目で解説していきますね。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
転職活動での「いつから」と言えば「いつから働けますか?」
ここを伝えるための思考とポイントを解説しています。
-
【転職】面接での「いつから働けますか?」3つのメリットを持つ答え方
退職交渉をいつからするか?その際に気をつけること。
退職交渉の前に有休消化後の退職日を決める
転職先の会社もあなたに「できれば早く入社して欲しい」と思っています。
あまりにも先の入社時期を設定すると、企業側のニーズと合わず採用見送りなんてこともあり得ます。
ポイント
内定した日の「翌々月1日」の入社が望ましいでしょう。
そうすれば内定した日の月+その次の月を丸々引き継ぎ、有休消化などに使う事ができます。
少し休みの期間が欲しい場合は例えば有給の残りが10日間なら20日までの出勤、そこから消化にすれば十分に休暇も取れます。
あと確認すべきは、大きな規模の企業ならあるかもしれない「有給の買取」があるかですね。
お金に変えたい場合は制度があれば、買い取って給与と一緒にもらう方法もあります。
参考
労働基準法39条で年次有給休暇の買取りは禁止されています。
あくまで退職時の例外と考えてください。
こうして「現職の退職日」をはっきりと確定させましょう。
退職交渉で会社が有休消化を認めなかったら
もし会社が有給の消化を認めないといった場合。
ポイント
有給とは「社員の権利」で会社がその取得を拒むのは違法です。
そう伝えて聞かない場合は「労働基準監督署・弁護士に相談します」で大体は聞き入れます。
普通の会社なら総務部がしっかりと確認をしてくれるはずです。
しかしあなたの退職に感情的になった上司などが口走ってしまうケースがあります。
その際も、このことを知っておくだけで落ち着いた対応ができるでしょう。
権利はしっかりと使って退職に向かいましょう。
次の項目では、これらを踏まえて退職交渉をいつからすべきか?
時期、タイミング、流れを解説します。
参考
休みが少ないことを転職理由に考える方へ「正しい会社選び」について下記で解説しています。
合わせてご参照くださいね。
-
【転職理由】休みが少ないから転職したい!良い会社選びの注意点3選
退職交渉をいつからするか?内定から退職までの流れ
内定したら行う事
- 直属上司への報告、承諾、期日の設定
- 引き継ぎ書を作成
- 会社貸与物の返却準備
- 関係各所への退職連絡の準備
内定を獲得してからの流れを順に説明しますね。
1.直属上司への報告、承諾、期日の設定
内定が出たら即刻、直属の上司へ退職する旨申し出ましょう。
「こちらの希望退職日」を伝えて、そこで承諾を得てください。
注意
ここがしっかり確定してから転職先への入社日を確定しましょう。
先走ると何回も訂正することになりかねませんから注意です。
引き留めに合うかもしれないことを考慮して主導権はこちらが持って強い意志で決めましょう。
退職する事が決まったら、外への営業活動は止めて期日までにすべきことを追えるようにスケジューリングしましょう。
2.引継書を作成
退職を上司に告げて日程が決まったら、そこに向けて引継書の作成を始めてください。
ポイント
ポイントは「誰が後任になってもわかりやすいように作る」ことです。
【 引継書の必須項目 】
- 担当企業
- 企業所在地
- 担当部署
- 担当者役職
- 担当者氏名(難しい場合はカナも)
- 直通連絡先(部署・携帯電話)
- 連絡先担当者の性格
- 取引歴(今までに販売したもの・金額・時期)
- トラブル歴(クレームなどあった場合、対処した方法)
- 現在の取引進捗(進行中のものはやり取りメール共有)
これらを・・・
ポイント
エクセルまたはスプレッドシートでGoogleドライブに保存して誰もがわかる状態にしておくのがベストです。
特に取引が深い、取引額が大きい企業には後任を連れて挨拶に回るなど必要な行動を取りましょう。
3.会社貸与物の返却準備
引継書を作ると同時に会社から貸与されているものを返却する準備を進めます。
注意
中には社章のように2つ貸与されていたり、なくすとお金を徴収される場合もあります。
エクセルで表を作ってチェックしながら、最後は返却物と一緒に返却しましょう。
会社によっては返却物リストを渡してくれる場合もあります。
特に気をつけたいのが、パソコンやスマホなどは個人的に入れていたアプリなどはアンインストールして綺麗にしておきましょう。
返却するものとしては
- 社章(ない会社もあり)
- 内部資料(シュレッダーするものは少しづつしていく)
- パソコン+周辺機器
- 携帯電話+周辺機器
- オフィスのセキュリティカード
- 社員証
その他返却の必要がないかが不明なものは総務に確認してから廃棄するなりしましょう。
4.関係各所への退職連絡の準備
実際に送るのは1週間前で良いのですが・・・
ポイント
あなたが
- 何月何日付で退職
- 最終出勤は何月何日
- 今後の担当者氏名と連絡先
を明記した「退職のご挨拶」メールを先に作っておくと後で焦らなくて便利です。
社内用と社外用に分けて作っておくといいですね。
お世話になった御礼と今後の発展を祈念する内容で書きましょう。
「退職メール テンプレ」で検索すると色々なパターンが出てきます。
ぜひ活用して早めから先回りで余裕を持って準備していきましょう。
check>>転職も退職も的確なアドバイスを【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り返す【第二新卒エージェント15選+α】
< 転職は情報戦 >
退職を交渉する際、万が一のために保管しておくべきもの
一点要注意なのが「離職書類」です。
ポイント
転職先が決まっているからと捨ててしまわずに、現職の離職書類は保管しておきましょう。
仮に転職先で「1年以内に退職」をしてしまった際、
注意
雇用保険に12ヶ月加入していないと「失業保険」が受け取れません。
破棄してしまうと再度連絡して送ってもらわなければならなくなります。
万が一の話になりますが念のため、現職の離職書類はもらっておいて保管しておくことをおすすめします。
退職交渉は順番守って円満に、今後も連絡し会えるのがベスト
このように転職先を決めるのも大変ですが・・・
注意
会社を辞めることも実は大変なんです。
ですから、順番を間違うことなく、正確に情報を伝えていってスムーズに移行できるようにこの記事が役立てば幸いです。
仲の良かった同僚とはLINEなど交換して今後も情報交換できたらベストですね。
そうして新しい環境での仲間とも仲良くなって「人脈」を広げていってくださいね。
あなたの人生が良い人脈で大きな木に育っていくのを心から応援しています。
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