

<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
◆ ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。
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今回は私が見かけた「部下を潰す上司の典型」から対処法をお伝えしたいと思います。
あなたの上司がこのタイプならすぐにでも取って欲しい行動も合わせて解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んで頂ければ、上司に成長を邪魔されるのを防ぎます。
そして、社内での改善や転職で環境そのものを変えるなど具体策がわかります。
こんな方にオススメ
- 上司の威圧的な態度に悩まされている
- 上司に何もかも否定されている気がする
- 上司の接し方に耐えられないが相談する所がない
目次
【仕事】上司の上司に相談を!部下を潰すモンスター上司「3つの策」

上司との関係が良好か?3つの確認
会社に所属して働いている方は、一日の大半を仕事をして過ごしていることと思います。
そして直属の上司や同僚、同期や後輩など様々な人とのコミュニケーションをとっていますよね?
そんな中で・・・
ここで質問です
直属の上司とは良好な関係が築けていますか?
「良好な関係」とは例えば単に「仲が良い」でもいいんです。
でも、仕事をしていく上で言えば下記のような関係が理想ですがあなたはどうですか?
ポイント
相談に親身になって乗ってくれる
あなたに進むべき道を示してくれる
指導があなたのモチベーションをあげてくれる
これらの点に当てはまっていれば、その関係はとても良好と言えますね。
-
-
【先輩・上司】尊敬されるようになるには?ハラスメント回避法を解説!
上司との関係性は労働環境に響く
こんな関係性が築けていれば理想だと思います。
仕事にも前向きに頑張れて、その上司や先輩のためにと思えますよね。
しかし・・・
注意
関係性がよくないことが悪い方向へ進んでしまう例を紹介します。
あなたが
- 部下や後輩がいて「自分」が当てはまっていないか?
- 「上司」を持つ方ならこんなタイプではないか?
確認してみてください。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
人の不幸を喜ぶ「シャーデンフロイデ」という危険なタイプについて下記で詳しく解説しています。
合わせてご参照ください。
-
-
人の不幸を喜ぶ人の末路は?離れるべき「シャーデンフロイデ」の特徴
上司の上司に相談すべき「良くない関係性」の例

上司と部下の間に「遠慮」があるか?
理的な上司と部下の理想の関係性。
それならば、あなたは伸び伸びと活動して困ったことがあればすぐに相談ができるでしょう。
つまり・・・
理想の関係とは・・・
報告・連絡・相談が「遠慮なく」しっかりできる環境ということです。
これがちゃんとできれば、安心して仕事にも取り組めます。
また、わからないことはすぐに相談して、理解・知識・経験、そして信頼も深まってイキイキと仕事をする事ができますよね。
それが・・・
ポイント
本当の意味での「成長」に繋がります。
そして、自分が上司になった時の良いお手本になります。
部下のやる気を活かすのは上司次第
そんな関係性を目指していただきたいのですが・・・。
残念ながらそれができない上司が多すぎるのが問題なんです。
あなたも相手の機嫌や目を気にして言いたいことが言えない状態なら・・・
注意
「遠慮のない報告・連絡・相談」が上手くいっていないことが考えられます。
このことから言えるのは・・・
これはどうしようもない・・・
本人のやる気という「内的要因」。
この他にも「上司の指導の仕方」という「外的要因」が大きいということ。
上司次第でやる気も成長も変わってきますよね。
部下を活かすも潰すも上司の度量次第と言うことです。
さて、ここで冒頭の項目の質問に戻ります。
あなたは「上司と良好な関係」を築けていますか?
次の項目では、私がみた、正確に言えば「よく見る」光景についてお伝えします。
主観でいると気づかないものですが、客観的にみているとNGな典型だなと思う内容でした。
参考
人を駒のように扱う「サイコパスな性質」について下記で詳しく解説しています。
合わせてご参照くださいね。
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人を駒のように扱う人【サイコパス上司・同僚】その特性と対処方法
上司の上司に相談すべき部下を潰す「モンスター上司」の典型

「自覚のない上司」と「翻弄される部下」
それは私がサラリーマン時代、商談の合間にカフェで仕事していた時でした。
そこに同じように商談を終えた後のような男性二人組が席につきました。
どうやら先輩と後輩もしくは上司と部下の関係のようでした。
部下と思われる若い男性の方は資料やらをいっぱい抱えていて、上司と思われるもう片方の男性は自分のカバンだけ。
既にここで関係性が垣間見えたのですが・・・
アカンPoint
この後の会話が決定的に『ダメだなぁ』と思わせるものでした。
上司と思われる男性の声が大きいので聞きたくなくても聞こえてしまう状態でした。
どうやら商談は思う方向には進まなかったようで、上司の男性は部下にダメ出しの嵐。
その勢いは一向におさまりません。
私がこれまでもいろんなところで上司と部下の会話で聞いてきた「呆れるワード」を連発していたんです。
それは・・・
アカンPoint
ガーっと一方的に話しては
- 「だろ?」
- 「なっ?」
という「同調」を促す言葉
その勢いは部下の男性に「はい」としか言えない、言わせないという感じです。
たまに部下の男性が意見を出すとそれに対しても直接的ではないにしろ全否定。
自分の言っていることが100%正しくてお前はまだまだという反論?指導?
あなたの成長を邪魔するPoint
これは「部下を潰す上司」の典型的なパターンです。
できるならばすぐにでも離れる必要がありです。
自覚のない上司を持つと成長を邪魔する
そしてひとしきり話が終わってカフェを出る時、部下の男性の表情はかわいそうになるほど沈んだもので。。。
彼はこの後頑張れるだろうかと私が心配になってしまったほどでした。
入ってこない内容
私が見た光景は、自分の経験から「与える」のではなく「ひけらかすだけ」の会話です。
部下にとって何の糧にもならないものでした。
言ってる方はさぞ気持ち良いでしょうね。
でも言われた方は?
言いっぱなしで頭の中ごちゃごちゃになるだけで何の解決にもならないですよね?
このやり取り、私は初めて見る光景ではなく、結構今までで何度となくみてきました。
多くは上司と部下が親子に近い年齢差の二人が多かったのですが、最近見るのはそれほど年齢が離れていない二人というのが余計に気になる部分です。
視野を広げる時!
もう一度言います。
これは「部下を潰してしまう上司の典型」です。
すぐに離れる準備をしてください。
その人の下にいても成長できない可能性が大です。
すぐに退職は危険なので、まずは「準備」から進めましょう。
「会社の内部情報」はHPにも求人情報にも載っていません。
この情報を日々蓄えている転職エージェントからしっかり得てください。
「情報不足」が転職失敗を招く一番の要因です。
下記に「軸」にすべきエージェント3つ、その下に当サイトで特集した厳選エージェントを贈ります。
< 転職は情報戦 >
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【2025年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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「指導」はモチベーションを上げることが目的
もしあなたが上司の立場にいて「だろ?」とか「なっ?」という言葉。
これを無意識のうちに発してしまっていることに気付いたら、今すぐ考えを改めてください。
結局は下が育たず入れ替わりが激しくなり、その度にイチから教えることになり・・・
自分に返ってくる
結果的に「会社の評価」として上司である「あなた自身の首をも締める」ことになります。
またダメだと思うところを指導するのは悪いことではありません。
結果、最終的に部下がモチベーションが高まっている状況になっていなければ・・・
注意
それは「指導」ではなく単なる「叱責」にしかならないからです。
それではもし上司がこのタイプだった場合どうしたら良いでしょうか?
次の項目では、もしこんな「部下を潰す上司」に当たってしまった場合。
あなたがとるべき対処方法をお伝えしたいと思います。
こんな上司は「さらに上司に相談」して取るべき行動

あなたがとるべき方法
- 他の先輩・上司の意見を聞いてみる
- 会社やその他の相談窓口に相談してみよう
- その上司よりもっと上の上司に相談する
順に説明しますね。
1.他の先輩・上司の意見を聞いてみる

こういった環境が続くと人間は「それが当たり前なんだ」。
おかしいのは自分の方なんだと自分に言い聞かせてしまう傾向があります。
そんな時は・・・
「セカンドオピニオン」を聞こう!
その上司の言う事(言い方も含め)は正しいのか?
他の先輩や上司に相談して確認してみるべきです。
いわゆる「セカンドオピニオン(第二の意見)」です。
他の先輩や上司も同じ意見だった場合。
残念ながら会社自体がそういう社風である可能性が非常に高いです。
一人の力で変えることは困難が予想されるので以下の手段をとってみましょう。
2.会社やその他の相談窓口に相談してみよう

もしも会社の相談窓口があれば相談してみるのも良いです。
でも、そもそも社風がそうであればそれも有効な策にはなり得ない可能性も高いですよね?
あまりにもストレスになってしまうようであれば・・・
ポイント
「公共の相談窓口」に相談してみることをオススメします。
また、そのストレスが心身に影響しているならば躊躇せず・・・
ためらわないで!
産業医や心療内科他、専門医への相談をしましょう。
我慢は危険です。
下記に厚労省の全国の相談窓口が掲載されたサイトを記載しておきます。
あなたの「精神的な健康」を第一に考えてくださいね。
check>>厚生労働省の全国の相談窓口
どうか我慢せず、自分のためにも会社のためにも恐れずに相談をしてください。
有益なアドバイスをもらうことができます。
3.その上司よりもっと上の上司に相談する

私がカフェでみたような年齢の近い上司である場合。
その上にもっと年齢が上で経験値も高い上司がいるでしょう。
ラインを飛び越える!
その場合は飛び越えても構わないので、その上の上司に相談しましょう。
「相談がある」と食事に誘うのがいいでしょう。
オフィス内ではなかなか言いづらかったりしますしね。
その方が話のわかる人であれば・・・
ポイント
あなたが相談したことをうまく隠してそれとなく注意してくれるでしょう。
もし直属の上司と同じタイプなら効果がないので、話す中でタイプを見極めて良さそうであれば正直な思いを話しましょう。
もしかしたら・・・?
「あなたと同じ悩み」を訴え出ている人が他にもいるかもしれません。
こう言った意見も1つではなく複数出てくれば、会社としてもその上司をそのポストに置くことに疑問を感じてくれるかもしれません。
会社組織の闇
一度「社会人の型」にはまってしまうと、中々大胆な行動には出にくくなってしまうものです。
仕事を楽しくする、やりやすくするためには時にこう言った行動は必要なことです。
そうして環境を変えることができれば転職もせず、その会社で成長を始めることができます。
解決への成功体験
その行動はきっと会社員としての経験・財産になります。
それでも環境が変わらずあなた自身が心身のバランスを崩してしまう恐れがあるなら。
下記の記事からエージェントサポートに登録して転職による環境変更に動くべきです。
< 転職は情報戦 >
check>>入社前に内部情報を知る【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り返す【第二新卒エージェント15選+α】
一刻も早く同僚から客観的な意見をもらって「飛び越え相談」

あなたがつくべき上司とは
こう言った全否定型の「オレオレ上司」。
その下では、
成長できない可能性
同期と差が出る可能性
あなたが潰されてしまう可能性
が高いのが事実です。
良い上司の2大ポイント
あなたにしっかりと
- 「道を示してくれる」
- 「モチベーションを高めてくれる」
そんな上司の下で基本から学べる環境を整えることが最優先です。
そうでないとあなたの心身の健康に影響してしまう恐れがあるからです。
どうやっても上司が変わらないのであれば・・・
注意
配置転換を会社に申し出ることも考えた方が良いと思います。
勤務環境が変わることに抵抗があるかもしれません。
人間は変化を嫌う「現状維持バイアス」というものがあり、これがストッパーとなって我慢してしまいます。
私自身もこれまで
- 店舗の異動
- 部署の異動
- 勤務地(東京→大阪)の異動
など普通にしていても何度も経験してきました。
しかし、異動は嫌なことだけとは限りません。
私は異動先で新しいコミュニケーションの方法やセールスの方法、思考法など多くのことを身に付けることができました。
同じ会社内であれば属している人間は変わらないので、転職に比べそれほどの抵抗はないはずです。
自分が置かれている状況を一度客観視して、冷静にかつ迅速に行動することを強くオススメします。
参考
逆に「転職後すぐ異動になった」ことに悩む方は下記の記事をご参照くださいね。
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【転職】入社後すぐ異動・転勤。事前に知っておく「3つの対策」
理想の環境を掴むには「少しの行動」
私がみた「部下を潰す上司の典型」の光景は、ここまで書いてきた内容量を一瞬で湧かせたほどのものでした。
あなたの成長を邪魔する上司から離れる。
そのための正しい行動をとって的確な指導と導きをくれる上司の下で働けるとどんなことが待っているのか?
ここまで頑張っても会社が環境を改善をしてくれなければ転職も考えるべきです。
とはいえ、すぐにはできないのでまずは転職エージェントサポートに登録だけしておきましょう。
メモ
「広告」である「求人サイト」で自分で探すことは同じような環境を掴んでしまう危険性があるからです。
転職のプロである「転職エージェント」に助けをもらうことで・・・
ポイント
非公開求人など自分で見ていては出てこない求人と社風を知ることができます。
登録とヒアリングをすませば忙しくても自動で情報が得られる「仕組み」が出来上がります。
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【2025年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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【2025年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
参考
最近多くなっている恫喝や暴力と違う「サイレントパワハラ」。
下記で解説しているのでご参照ください。
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【サイレントパワハラ】上司に精神を追い詰められる。本人は気づかない
常識に囚われず「上司の上司に相談」と言う行動が必要

もしあなたがこんな場面に直面したらきっと一瞬躊躇してしまうでしょう。
しかし行動しなければ何も変わらないままストレスだけが積み重なってしまいます。
私もこれまで大胆を通り越して突飛な行動をとったこともありました。
人生に無駄なし
その経験の一つ一つが
- コミュニケーション
- 人間性
- 理解力
- 共感力
につながっていると信じています。
もちろん一人で行動したものもあれば、同じ思いを持つ仲間と行動に出たものもあります。
企業のストライキなどと原理は同じです。
一人では踏み出せない場合、無理せず同じ気持ちの仲間と協力していきましょう。
意見も多ければ選択肢も増え明確になると思います。
あなたが素晴らしい環境で、希望する成長を遂げていけるよう私も心からエールを贈っています。
参考
転職したら上司が自分より年下だった!
その対応に悩む方は是非下記をご参照くださいね。
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【年下上司】マウントがむかつく!偉そう!3つの方法で信頼させる!
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