【仕事】キャリアプランが特にない!必要性を心理学から向き合ってみる

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仕事の悩み 気持ち

【仕事】キャリアプランが特にない!必要性を心理学から向き合ってみる

キャリアプランって特にないんだけど・・・
今回はそんなお悩みを解決します。

 

<この記事を書いている人>

◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。

◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。

ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。

(旧Twitter)アカウントはこちら

 

今回の記事では、自分の目指す方向について作ることを推奨されがちな「キャリアプラン」。

これが本当に必要なのか?と仕事への心理学からの向き合い方を解説します。

 

これを読めば・・・

この記事を読んでいただければ、キャリアプランを持つことは必要ないことが分かります。

それが「自分を縛り付けるもの」と理解できて、今やるべきことがハッキリします。

 

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こんな方にオススメ

  • 人からキャリアプランを聞かれて困った
  • 将来どうなりたいか具体的に考えないとと思う
  • この先特にやりたい事もなくこのままでいいのかと思う

 

【仕事】キャリアプランが特にない!必要性を心理学から向き合ってみる

【仕事】キャリアプランが特にない!必要性を心理学から向き合ってみる

キャリアプランのための大きな目標はいらない

  • 5年後、10年後どうありたいか?
  • そのために今何をするべきなのか?

仕事をしていると評価などの場面で出てくる

  • 「キャリアビジョン」
  • 「キャリアプラン」
  • 「ライフプラン」

といった言葉。

 

来年くらいならいいけど10年先のは分からない、見えないと感じている方は非常に多いです。

SNSでもそんな声をよく見かけます。

 

これまで面接対策や書類作成の時に「過去・現在・未来」について整理して、未来のカテゴリでは

  • 「貢献できること」
  • 「なっていたい姿」

を明確にしましょうとお伝えしました。

 

しかし、それはあくまで転職の際の「書類作成」と「面接対策」の話です

注意

実際の仕事や生活の中で明確な「夢」や「大義」を持ち過ぎてしまうと危険が伴います。

 

下手をすると精神を病んでしまったり、年齢を重ねてからどうしたらいいかがわからなくなったりします。

 

何が起きるか分からない中で今やるべきことに集中

今、自分の将来へのキャリアプランが描けない、特にないからと悩む必要は全くないんです。

見るべきポイント

結論を言うと何年も先のことより「今に集中すべき」と言うことです。

年月が経てばあなたの目標はきっと変わるからです。

 

  • 10年前に新型コロナウイルスが世界中で感染すると誰が予測できたでしょうか?
  • 20年前にスマートフォンでキャッシュレス決済ができると誰が思ったでしょうか?

キャリアプランが見えなくてもいいから「今に集中すべき」なのは何故なのか?

これは「何も考えなくていい」というのとも違うんです。

 

次の項目でその理由を解説しますね。

check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】

 

参考

新卒からずっと同じ会社にいる人の割合、転職せずにいると掴めずに終わる力について下記で解説しています。

参考記事
【仕事】新卒からずっと同じ会社の割合。掴めずに終わる「7スキル」
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キャリアプランが特にない?「今」を大事にすべき理由

キャリアプランが特にない?「今」を大事にすべき理由

社会人の4割以上がキャリアプランがない

今の仕事を選んだ時も、もっと言えばここまでの人生であなたは数知れないほど「選択」をしています。

未来は「今の連続、その延長線上」です。

今をどう過ごすか?で未来はどんな風にも変化します。

 

ここにアデコグループが行ったアンケート調査があります。

2,782人への「キャリアプランを持っているか?」のアンケート結果です。

キャリアプランを持っているかのアンケート結果

出典アデコグループ調査「キャリアプランについて」

 

男女とも約4割が「特に考えていない」ことが分かりますね。

明確に持っていて努力している人は全体の1割程度しかいません。

ポイント

むしろ今頑張る中で見えてきた「他の可能性」に寄り道して開拓してもいいかなと言う心境。

 

このくらいの心のゆとりがあなたを創っていきます。

ガチガチに固めたプランなんか必要ないというのが「プラン不要という理由」です、

 

ガチガチに固めると挫折や絶望が起きやすい

未来に「夢」や「大義」を抱きすぎることで起こる危険を前項で挙げましたが・・・

注意

その夢が壊れた時、道を外れた時、待っているのは「絶望」です。

特に家庭を持って頑張って働き、ふと「人生の目標」を見失ってしまう40代が「心の定年」や「ミッドライフクライシス」などと言われ危険視されています。

関連記事
【人生】目標が見えない40代「心の定年」自分を見失う世代に〇〇を
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私自身の体験ですが、新卒で販売職をして4年後に営業職を志して転職をしました。

しかし実際の仕事は思っていたのと違って、いきなり1件1件飛び込み営業をする日々。

前職での経験が活かせず中々実績も出ない。

そんな生活を1年続けて精神を病みました。。。

当時の私は未来に「過剰な期待」をしていたんですね。

参考記事
【転職】販売職から営業職への転職。5つの注意すべき異業種ギャップ
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ポイント

心理学の世界ではこう言った「未来への過度な期待」を危険視して対処する研究結果があります。

 

次の項目では、心理学の目線から仕事に向き合うための「3つの対処方法」。

これを解説します。

 

キャリアプランが「特にない」状態に向き合う3つの方法

キャリアプランが「特にない」状態に向き合う3つの方法

過度な理想に対応する考え方

  1. ワイド・アイド・オプティミズム
  2. ミス・ウォンティング
  3. エモーショナル・フィール

 

横文字ばっかりですね(笑)

順に説明しますね。

 

1.ワイド・アイド・オプティミズム

ワイド・アイド・オプティミズム

ワイド・アイド(wide-eyed)とは「目を大きく見開く」。

オプティミズム(optimizm)とは「楽観主義」を指します。

これは前項でも書いたとおり、理想が大きすぎると叶わなかった時に大きな絶望を感じてしまう。

 

そう言った現象に対して・・・

ポイント

もっと

  • 「視野を広くもって」
  • 「楽観的に考えていこう」

そう言った考え方です。

 

つまり「夢」や「大義」にあなた自身が囚われてしまうことなく、途中で出てくる「新たな可能性」に目を向ける心の余裕を持ってください。

そっちで新たな才能が開花するかもしれません。

ポイント

それだけあなたの「可能性は無限大」とう言うことです。

今から決めつけて可能性の芽を潰すのは逆にもったいないです。

 

2.ミス・ウォンティング

ミス・ウォンティング

ミス(miss)は「誤り」。

ウォンティング(wanting)は「欲求」。

を指します。

 

これは・・・

ポイント

「未来に対する欲求を見誤る」ことです。

 

例えば10年後にやっていたい仕事があったとしますよね?

でも実際10年経って、色々経験したあなたは、変わらずその仕事をしたいと思っているかどうかわかりません。

ポイント

つまり「今の連続」でやってくる未来で、あなたの欲求は変わっている可能性が高いんです。

なのでそこに固執してしまうと、その通りにいかないことに心を痛めたり、こんなはずじゃないと絶望することに繋がってしまいます。

 

前項と同じく「寄り道」に可能性を見出せるかもと言う「心のゆとり」。

これを持っていてくださいね。

何事も

  • 「決め過ぎない」
  • 「決めつけない」

これが大切ですね。

 

3.エモーショナル・フィール

エモーショナル・フィール

エモーショナル(emotional)は「感情的な」。

フィール(feel)は「感じる」を指します。

 

感情的に感じる?日本語に直訳するとわかりづらいですね。

これは・・・

ポイント

「未来に対する感情を思い誤る」ことです。

 

あなたに「入りたい憧れの会社」があったとして実際に入れたとします。

しかし・・・

注意

その時の喜び、情熱は・・・

「半年しか持続しない」と言う研究結果が出ています。

 

人間って「未来の状況を把握する」ことが苦手なんですね。

今の感情が5年後10年後も同じな確率はかなり低いのは、その間にあなたは「多くの経験」をするからです。

ポイント

なので「今に集中すべき」理由も、それを日々やっていれば「適した未来」が自然と見えてくるからです。

 

キャリアプランなんて作るとしても「ラフ」でいいんです。

それで毎年確認して書き直したって良いわけです。「決めすぎない」「決めつけない」ですね。

 

私だって20代のころに40代の今、会社に属さずにフリーで仕事をしてるなんて思っていませんでした。

今を頑張って見えてきた道への「切り替え」ができる「心のゆとり」。

その柔軟さを常に持っていれば余計な焦りや他人との比較はなくなります。

 

ーー

今では有料でキャリアコーチングサービスも存在します。

既存の無料の転職エージェントも様々なキャリア構築のサポートをしているので、ぜひ登録の上で色々と希望を伝えてくださいね。

check>>過去・現在・未来の整理を【厳選エージェント13選+α】

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キャリアプランは特になくていい。今の頑張りから良い未来へ!

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ここまでで「キャリアプラン」をしっかり持つことが、いかに自分を縛りつけるものであるかが理解できたと思います。

理想はあくまでも理想です。

ポイント

あなたの「今の頑張り」次第では、その理想だって超えることができます。

 

イチローさんも言っていましたね。

「できることをコツコツやる。それがとんでもないところへ到達する唯一の手段だ」

 

プロ野球選手を目指したイチローさんはそれを超えてメジャーリーグで大活躍。

いつだって・・・

ポイント

あなたの人生、永遠にあなたが主役です。

当サイトのサブタイトルでもあります。

 

周りの意見に囚われず参考にしながら、あなたに1度きりの人生を思い切り楽しんでください。

 

大きすぎるものであなた自身を縛らず自由に羽ばたいてくださいね。

そんな姿を心から応援しています。

 

 

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