<この記事を書いている人>
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今回の記事では、会社で部下や後輩との付き合い方に悩むあなたへ。
尊敬される先輩・上司になるために心がけたい「7つのポイント」をお伝えします。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、世代の違う後輩や部下にも「頼れる先輩」と信頼感を持ってもらうことができます。
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こんな方にオススメ
- 部下や後輩との付き合い方に悩む
- 部下や後輩から信頼されているかわからない
- もっと信頼されて相談しやすい先輩になりたい
目次
尊敬する先輩・上司への道【7つのポイント】あなたも必ずなれる!
あなたには職場や同じコミュニティの中に部下や後輩はいますか?
- その人が間違った事をしてしまった
- そしてそれに気付いていないとき
「正しく」指導・指摘ができているでしょうか?
同期に後輩の指導について相談してたんだけど、難しいですね
— とらうま (@trauma_thatka) March 25, 2024
自分が全部やればそれはそれで収まるけど、後輩育成の観点からいうとそれはよくないしな。。はあ
後輩の育成むずい
— 🐰りょー🐰 (@ryo_suropati) September 12, 2023
ダメなところを指導すると拗ねて聞かないし、かといって指導しなければつけあがるだけだし、ストレスですな😇
SNSを見ても部下や後輩の人との接し方、指導の仕方に悩む人は多いですね。
最近ではすぐにパワハラだと言われてしまうかもしれない。
そんな怖さから
- 相手から言い返されたり
- 否定される事を恐れたり
- さらに嫌われる事を嫌がったり
そうして言いたい事が言えずにいる、なんていう人も多いのではないでしょうか?
もしも・・・?
その状態が続いた時、どのような事が起こりうるか?
そこまで考えてあげるのが先輩として、長く経験しているものとしての「義務」です。
昭和の時代、ご近所にいた「叱ってくれる近所のおじさん」的な存在も現在では見なくなってしまい、さらに追い討ちをかけるように、パワハラやモラハラ問題がテレビなどでも取り上げられ上に立つ人たちは言葉を選ばなければならない時代です。
しかし言い換えれば・・・
ポイント
「これまで以上に責任を持たなければならない」ことがハッキリしただけです。
元々当たり前だったことがさらにフォーカスされたということだと思います。
部下・後輩に響かせるにはそれなりの、ではなく確固たる責任を持ってあげてください。
次の項目では。「上司の立場が持つ悩み」について可視化していきます。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
転職も数回目だと「年下上司」なことも。
そのストレスに対する対処法は下記で解説しています。
-
【年下上司】ストレス!むかつく!偉そう!3つの方法で信頼させる!
尊敬する先輩・上司への道のカギは『するべき指導』
この悩みを文字にするとどんなものでしょうか?
それは・・・
注意
『今後のコミュニケーションへの影響』を考えて伝えるべき事が言えない、恐れてしまう。
ということではないでしょうか?
人間誰しもあえて他人から嫌われようとは思いません。
ただ!プライベートでのコミュニケーションならそれでいいです。
しかし「ビジネスでのコミュニケーション」ならばお給料をもらっている以上、
- 正しい行動をしてもらう
- それにより成果を出してもらう
これをしてもらわないといけないわけです。
上司として先輩としてそれはあなた自身の評価にも繋がることでしょう。
そう考えると最終的に自分に返ってきますから、いい加減にやっていてはダメですよね。
中には反応を恐れて伝えるべき事が伝えられず、尚且つ勝手に「自分はナメられているのでは?」と思い込む人もいます。
よく考えてみてください。
注意
その状況を作ってしまったのも「あなた」なんです。
しっかり注意すべきを注意し、指導するべきを指導する。
当たり前の事ができていればそのような状況にはならないはずです。
ポイント
「優しい人」であることと「頼れる人」とは全くの別物
「いい人=優しい人」の認識だったのなら、これを機会に変えていきましょう!
あなたが「ただ優しい人」と部下に認識されているのなら、逆にこれからお伝えする事を真摯に伝えれば一層効果を発揮する可能性は高いと思います。
次の項目では、「指導・教育する際のポイント」となる部分について解説します。
参考
下記では「何をしてもすぐ怒るタイプの上司」が実は脳がヒマな状態であるという研究結果を解説しています。
合わせてご参照くださいね。
-
【上司】何をしても怒られる!脳がヒマな人間に対する3つの考え方
尊敬する先輩・上司関係は相手のことを思っての指導・教育
部下からいい上司・先輩と思われたくて言いたい事が言えないとそのまま過ごしたとします。
そして・・・
こんなケースでは・・・?
部下がある日クレームを出してしまった場合、何が起こるでしょうか?
もちろんクレームから顧客に変わることもあります。
でもそれはしっかりとした「基本」と「誠意」があってのことです。
何も指導を受けず基本的な礼儀や素養が身についていなかったら?
注意
その火種はたちまち大炎上することになるでしょう。
物事はやり直せると書きましたが、相手が「お金を払って頂くお客様」の場合は話は別で、そうなってからでは遅いですよね。
そうならないためにも私が
- 販売職時代に多くの後輩や部下と接する時
- エージェント時代に担当する方に指導・指摘する時
大切にしていた7つのポイントを次の項目でお伝えしたいと思います。
参考
気分屋の上司にパワハラされたり、振り回されている方はぜひ下記の記事もご参照くださいね。
-
【気分屋の上司】パワハラ・機嫌に振り回される!実践的な付き合い方
尊敬する先輩・上司になる指導『7つの具体策』
まず、根底においてほしいのは
- 「自分だったらどう指導・指摘されたいか」
- 「指導の後、気持ちがどうなっているのがベストか」
という事です。
これを踏まえて次の7つのポイントを捉えてみてください
1.成長してほしいという想いを込めて
相手のためを想って言っている事を「あなたの言葉」で伝えてあげてください。
上辺だけではどこにも響きません。
ポイント
これを守ればこうなれるんだよ、という
「それをすることの目的」を明確にしてあげる
「守って続けた後の姿」を相手にイメージさせてあげてください。
ただ言われただけでは中々イメージしづらいものです。
「成長した姿」をイメージさせることで自発的な成長を促す効果もありますので、想いを持って目を見て伝えてあげてください。
2.決して怒りの感情を乗せて伝えてはいけない
上司として、先輩として決してしてはいけないのが「感情的に伝えてしまう事」です。
特に怒りの感情を乗せて伝えても、相手を萎縮させたり反抗心を煽るだけです。
あくまで前項のように・・・
ポイント
「相手のためという想いを込めて」伝えてください。
- なぜ指摘するのか?
- なぜ指導が必要なのか?
その目的をあなた自身が見失わないようにしてくださいね。
人間は優秀なもので、言葉の強弱で相手の感情をある程度読み取る事ができます。
- 自分の事を想ってくれているのか?
- ただ怒られているのか?
受け取り方次第でその後の成長が大きく変わってきます。
怒りたい気持ちがあってもグッと堪えて次のポイントも合わせて接してください。
3.常に相手よりも冷静に
前項が当てはまる方はこことセットで強化しましょう。
時に相手が感情的に反論をするかもしれず全員が必ず大人しく聞く人ばかりとは限りません。
そんな時にあなたが同じ温度で話しても「ヒートアップ状態」になるだけです。
相手が熱くなってもあなたはその分だけ冷静に「伝わって理解してもらう事」を最優先にするよう気をつけましょう。
ポイント
熱さは「情熱」に変えて、口から出す言葉は「冷静」に。
ここが大切です。
4.向かう方向を明確に示してあげる
3までをしっかり伝えても言いっぱなしでは相手も道に迷います。
ポイント
それを踏まえてどう進んでいけば良いのか?
上司として先輩として進むべき道を示してあげてください。
それは言葉だけでなく、時にあなた自身の行動を持って背中で示してあげてください。
よりハッキリとイメージしてもらえるはずです。
そしてそれが
- あなた自身の責任感が増す要素となり
- お互い切磋琢磨しあえる戦友になっていく
そんな関係にできるでしょう。
直近のゴールを示して、そこまでの道が見えてイメージさせる。
そこから自分で考えながら戦略立てていく事ができる成長を。
これを是非促してあげてください。
5.嫌われたら・・・という考えは正確な伝達を邪魔する
冒頭でも触れましたが、嫌われたくないから言わないでは何も変わりません。
それどころか、双方にとってもメリットになる事はこの先何も生まれません。
嫌うかどうかは相手が決める事なんです。
あなたが操作できるものではないという事を前提にしておくと良いと思います。
嫌われる勇気という言葉もありますが・・・
注意
フォーカスすべきは「伝えるべき事を正確に伝えきる」事。
一時的な感情であなたと相手の「双方の成長」を止めないでくださいね。
6.時が経って真意が伝わると思うこと
伝えた直後は見た感じ伝わったかどうかわからないかもしれません。
でもその後の行動でわかるでしょう。
また時間が経ってその人にも部下ができた時、初めて真意が心の鐘を鳴らすと思いましょう。
何事もすぐに結果を求めず・・・
ポイント
伝えたことの意味は、その人が成長した時にスーッと肌に染み込むようにその人のものになります。
あなたが相手を想って伝えた言葉は、例えあなた自身が忘れてしまっても相手はきっと覚えてくれています。
いつかお互いがもっと大人になった時に、あの時・・・みたいな話で笑い合える事ができたならあなたのミッションは成功したといえます。
7.伝えた後に相手の気持ちが上向いていること
7つの中でも私は自分が指導されるなら最後にはこうなるようにしてほしいと思っていました。
ガーっと勢いでいうとチキショー!という反抗心だけが残ってしまいます。
いけない事はいけないとしっかり冷静に伝える。
そしてその先の道を示す。
決してできない事を言っているわけではありません。
ポイント
あなたならできると信じていると「信頼」を示してあげてください。
これほど嬉しいものはないですから。
ただ言うだけでは「指導」じゃなく「叱責」になる可能性もあります。
ポイント
指導後の相手のモチベーションが上がっていること。
その嬉しい気持ちが仕事に対する視点を変えて、今度はあなたに賞賛されてやろうと正しい方向で走り出してくれるはずです。
見てくれている人がいる。評価してもらえる。
人は承認欲求を持っています。
指導・指摘する際にも、これを満たしてあげることも決して忘れないで欲しいと思います。
結果的に「やるぞ!」という気持ちになってないと意味がありません
ーー
以上の7つのポイントを押さえて今後の指導に取り入れてみてください。
必ず長い目で見た時のお互いの関係性にも良い効果をもたらすはずです。
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信頼・相談したくなる人に!その連鎖はずっと続いていく!
ここまで7つのポイントをお伝えしました。
これがしっかりと相手に伝われば心に響いて一生忘れないものになるかもしれません。
そうすればあなたは嫌われるどころか・・・
ポイント
より深い信頼を受けて相談したくなる頼れる上司・先輩になる事でしょう。
もしかすると、世代を超えて相手の子供世代にも伝わっていくかもしれません。
心に響く言葉は時を経ても忘れないものです。
その教えが欲しくてあなたの元を訪れる人もいるかもしれません。
指導する立場として、指導してほしいと言われるなんてこんな嬉しいことってないですよね?
部下や後輩への指導・指摘に悩んだら、7つのポイントで伝えていってくださいね。
素敵な連鎖が生まれる事を私も心から応援しています。
参考
上司が原因で仕事に悩む方へ「上司のさらに上司への相談」すべき体験談を下記で説明しています。
合わせてご参照くださいね。
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【仕事】上司の上司に相談を!部下を潰すモンスター上司「3つの策」
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