<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、転職活動での面接で「決まるときは実は第一印象で決まっている?」という事が完全ウソということ。
面接官と転職エージェントの両方を経験してきた私がその理由と本当のポイントを解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、世の間違った常識にとらわれることなく「あなたらしさ」で勝負できます。
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こんな方にオススメ
- 面接が苦手で緊張してしまう
- 面接は見た目や印象で決まると聞いた
- 印象をよくすれば確率が上がるのか知りたい
目次
【転職】決まるときは第一印象で決まる?面接と採用の「4つの意識」
面接での印象はただの要素の1つ
転職での新しい仕事は「面接での第一印象で決まる」
あなたはこんな言葉を耳にしたことはありませんか?
こういった内容を面接の攻略本やサイトなどで見ますが・・・
注意
面接官を経験した私から言うとこれは「ウソ」です。
正確には印象が良いに越したことはありませんが「合否の決め手」にはなりません。
新卒時の就職活動では、面接官のいる部屋のドアをノックして・・・のような「決められた形式」が多いです。
でも転職活動では・・・
ポイント
- 社会人のマナー
- 知識・経験・工夫
- 新た環境での協調性
- 今後の活躍への期待値
これがほとんどを占めます。
そこに「印象」が含まれるだけのことです。
印象だけで決まるのなら「ポジティブ」「爽やか」がトレードマークの人はみんな受かってしまいます。
ですので過度に「印象」を気にしすぎず安心してくださいね。
面接では印象よりも大人の礼儀を重視して
ではここで話を戻しますね。
中途での転職活動は、先に部屋に通されて「後から面接官がやって来る」のがほとんどですよね?
初めての「転職活動」で忘れがちなことがあります。
ここでの最初の「大人としての礼儀」。
スタート時の礼儀
- 面接官が来た時に立ち上がって「〇〇(フルネーム)と申します。」
- 本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます。
- 宜しくお願い致します。
と伝えることです。
そして面接終了を告げられたら・・・
終了時の礼儀
- 本日はお忙しい中お時間を頂き本当にありがとうございました。
- 良いご縁がいただけることを願っております。
と伝えること。
これが始まりの時と合わせて面接での「大人の礼儀」です。
あとは「姿勢」も気をつけたいところです。
日本人は「前肩」と言って猫背になりやすい体型です。
面接の間は・・・
自信を醸し出す「姿勢」
胸を軽く張って、「顔と両肩が横一直線になる」ように意識してください。
急にやるときついかもしれないので、面接が決まったら意識づけをしておくと本番が楽です。
この3つは印象ではなく「礼儀」です。
特にプラスポイントではありません。
ではここで冒頭の「なぜ印象で決まると言うのがウソと言えるのか?」
次の項目で解説しますね。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
面接で多い悩みの1つ「面接一回で内定」。
そこに潜む危険性について下記で解説していますのでご参照ください。
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【注意】面接一回で内定!やばい?怪しい?その場で内定の裏事情!
転職が決まるときは印象で決まるのがウソな理由
面接・採用活動には大きな費用がかかる
私も一次面接を担当したり、営業をしながら一緒に働くことになる人を面接する立場を長く経験しました。
採用という仕事は実は・・・
ポイント
自分が抱いた印象だけで「費用をかけた採用を決める」ほど簡単な仕事じゃないんです。
確かに印象も大切ですが「基準の1つ」でしかありません。
なんでも「やります!」といえばいいかというとそうでもないんです。
- これまでの自分
- これからの自分
これをしっかりと持ってて、関連性(継続性)があるか?
ここが大事ですね。
なので・・・
注意
- 最初の印象が良いと良い所を探そうとする
- 逆に印象が悪ければ悪い所を探そうとする
これも完全にウソです。
他の記事でもよく「会社のカルチャー(社風)が大切」と書いてきました。
- 自社のカルチャーに合いそうか?
- 責任感持って仕事をしてくれそうか?
- 一緒に働く他の社員とうまくやれそうか?
そこに「投資するに値する人物か?」を「会社を代表して見る」のが面接官の仕事なわけです。
第一印象で決めるなら面接官は新卒の人でもできます。
意外と深いのが「採用」という仕事なんです。
面接では印象ではなく「あなた」を知ってもらう
では、印象があてにならないのなら・・・
どこに・・・?
一体どう言うことを心がけておけばいいのか?
そこを次の項目で解説しますね。
ポイントは「相手にどう思われるか?」ではありません。
「あなたがどういう人か」を正確に伝えることです。
面接と同じく「応募」も印象があり、転職サイトからの応募や転職エージェント登録に最適な時間帯があります。
下記で解説していますので合わせてご参照くださいね。
-
【教えます】転職での求人応募に最適な時間帯。深夜の応募は避けよう
転職が決まる時は印象では決まらない。4つのポイントを意識
これだけ意識しておこう!
- 「面接だ」と意識しないマインド
- 自分の実績を自信を持って話す
- 相手の話に笑顔で「共感・興味」を示す
- 話すスピードをコントロールする
順に説明しますね。
1.「面接だ」と意識しないマインド
面接だと思うと意識して緊張してしまいますよね?
でもあなたも「その会社がどんな姿なのか」を見に行く場でもあるわけです。
つまり・・・
ポイント
あなたにも「決定権」があるわけです。
お見合いと一緒で「合意」があって入社するわけですね。
なので「良い答えをする」ために臨むのではなく、「有益な話を聞く」ために臨むように自分で気持ちを傾けてください。
ポイント
HPや募集要項には書いていない「本当に知りたいこと」。
これを遠慮なく聞いていきましょう。
2.自分の実績を自信を持って話す
面接という場所は・・・
ポイント
あなたの
- 「過去」の実績をアピールして
- 「現在」の保有スキルをアピールして
- 「未来」の貢献できること、ビジョンを語る
そんな場です。
投げかけられた質問に「うまく答える事」が面接だと勘違いしている人がいまだに多いのが現状です。
つまり、上記のポイントを抑えておけば質問が「過去・現在・未来」どの部分を聞いているのか?
これがわかるので、的外れなことも言わず出すべき話をスムーズに伝える事ができます。
参考
ちなみにこの考えは「職務経歴書を作るとき」にも使えます。
下記でアピールポイントをわかりやすくまとめる方法を解説しています。
ポイント
面接とはあなたの「過去・現在・未来について」。
これしか質問は飛んできません。
過去の成果によって会社と顧客に何をもたらしたか(笑顔にしたか)まで語れるよう準備しておけたら強いですね。
3.相手の話に笑顔で「共感・興味」を示す
相手が話すエピソードに笑顔と、時に声を出して笑う事で「興味」と「共感」を示します。
場がほぐれて来ると面接官も様々な話題を出して「あなたの素の表情」を引き出そうとします。
その時に緊張で仏頂面だったらもったいないですね。
相手の話に「共感」して「興味」を示す事で面接官は・・・
ポイント
- 自社の「カルチャー」に合う人か?
- 「意欲」を持って仕事してくれそうか?
- 既存の社員との「協調性」持てる人か?
ここを見ます。
コミュニケーションで大切な
共感
同調
共鳴
これは面接だけでなく仕事でも重要な要素になります。
4.話すスピードをコントロールする
あなたは緊張すると早口になるタイプですか?
早口で抑揚(トーンの変化)のない話し方は・・・
注意
相手に「ディスカッションができない人」。
と言う疑念を与えてしまいます。
また抑揚がないと「いつ発言が終わるか」が分からず困らせることになります。
ポイント
- 努めてゆっくりと
- ポイントをしっかり強調できるように
話の「サビ」に向けて盛り上げるようにトーンの強弱をつけましょう。
それだけで相手に「落ち着いた人」と認識させる事ができます。
ゆっくり喋るだけでそう思われるならラッキーですよね。
間が開くことを恐れずいつもの2倍くらいゆっくりを意識してちょうど良くなるイメージです。
転職エージェントを利用する方はこの辺りを事前にチェックしてもらってくださいね。
check>>面接の細部まで対策を行ってくれる【厳選エージェント13選+α】
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< 転職は情報戦 >
転職は印象で決まるのではなく「自分の軸」で伝えるもの
ここまでで「印象」で面接官が採用を判断するという事がウソだという事がお分かり頂けたと思います。
面接官の仕事も本当に難しくて、書面では分からない部分を限られた時間で引き出さなくてはならないわけです。
だからあなたがそのことを理解して・・・
ポイント
- 知りたいことをしっかり準備して
- 自信を持って伝える事ができれば
相手は自ずとあなたを欲しい!と思います。
そんなあなたに待っているのは
- 自分にあった社風(カルチャー)
- 気の合う仲間
- 協力しあえる風土
- あなたへの正当な評価
最高ですね!
前項でお伝えした4つのポイントを念頭において、萎縮する事なく堂々と自分がやってきたことをわかりやすく説明してあげてください。
ポイント
これはどんな職種、業界でも共通して言える内容です。
下記は私の最初の転職で「販売職から営業職へ」転身して経験した注意点です。
ぜひ異業種転職に役立ててくださいね。
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【転職】販売職から営業職への転職。5つの注意すべき異業種ギャップ
しっかり押さえて「最高の出会い」を見つけられることを心から応援しています。
参考
圧迫面接で私もキレた体験談とともに「打ち切って変えるべき面接」を下記で解説しています。
合わせてご参照くださいね。
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【圧迫面接】私もキレた失礼な質問・面接官。途中で帰ってでもロス回避
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