


(2022年5月5日 追記・再編)
<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職、うつ、エージェント経験から読む方の転職・人生を豊かにします。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
◆ ブログ村「転職」カテゴリ1位、当サイトから転職エージェント登録多数あり。
今回の記事では、転職活動での面接。
第一印象を含めた「印象」で決まるという事が完全ウソということ。
面接官を経験してきた私がその理由と本当のポイントを解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、世の間違った常識にとらわれることなく「あなたらしさ」で勝負できます。
こんな方にオススメ
- 現在、転職活動をしている
- 面接が苦手で緊張してしまう
- 面接は見た目や印象で決まると聞いた
- 印象をよくすれば確率が上がるのか知りたい
目次
【仕事】決まるときは第一印象で決まる?面接と採用の「4つの意識」
面接は印象では決まらない、ただの要素の1つ
面接は「印象で決まる」
あなたはこんな言葉を耳にしたことはありませんか❓
こういった内容を面接の攻略本やサイトなどで見ますが・・・
注意
面接官を経験した私から言うとこれは「ウソ」です。
正確にはある方が良いですが合否の決め手にはなりません。
新卒時の就職活動では、面接官のいる部屋のドアをノックして・・・
みたいな「決められた形式」が多いです。
しかし転職活動では・・・
ポイント
- 「大人としてのマナー」
- 「知識・経験・工夫」
- 「新た環境での協調性」
- 「今後への期待値」
これがほとんどを占めます。
そこに「印象」が含まれるだけのことです。
それだけで決まるのなら「ポジティブ」「爽やか」がトレードマークの人はみんな受かってしまいます。
ですので「印象」を気にしすぎず安心してくださいね。
面接では印象よりも大人としての礼儀を重視
ではここで話を戻しますね。
中途での転職活動は、先に部屋に通されて「後から面接官がやって来る」のがほとんどですよね❓
初めての「転職活動」で忘れがちなことがあります。
ここでの最初の「大人としての礼儀」。
スタート時の礼儀
- 面接官が来た時に立ち上がって「〇〇(フルネーム)と申します。
- 本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます。
- 宜しくお願い致します。
と伝えることです。
そして面接終了を告げられたら・・・
終了時の礼儀
本日はお忙しい中お時間を頂き本当にありがとうございました。
と伝えること。
これが始まりの時と合わせて面接での「大人の礼儀」です。
あとは「姿勢」も気をつけたいところです。
日本人は「前肩」と言って猫背になりやすい体型です。
面接の間は・・・
自信を醸し出す「姿勢」
胸を軽く張って、「顔と両肩が横一直線になる」ように意識してください。
急にやるときついかもなので面接が決まったら、意識づけをしてやっておくと本番が楽です。
この3つは印象ではなく「礼儀」です。
特にプラスポイントではありません。
ではここで冒頭の「なぜ印象で決まると言うのがウソと言えるのか❓」
次の項目で解説しますね。
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仕事が決まるときは印象で決まるというのがウソな理由
面接・採用活動には大きな費用がかかっている
私も1次面接を担当したり、営業をしながら一緒に働くことになる人を面接する立場を長く経験しました。
採用って・・・
ポイント
自分が抱いた印象だけで「費用をかけた採用を決める」ほど簡単な仕事じゃないんです。
確かに印象も大切ですが「基準の1つ」でしかありません。
なんでも「やります❗️」といえばいいかというとそうでもないんです。
- これまでの自分
- これからの自分
これをしっかりと持ってるか❓
ここが大事ですね。
なので・・・
注意
- 最初の印象が良いと良い所を探そうとする
- 逆に印象が悪ければ悪い所を探そうとする
これも完全にウソです。
他の記事でもよく「会社のカルチャーが大切」と書いてきました。
- 自社のカルチャーに合いそうか❓
- 責任感持って仕事をしてくれそうか❓
- 一緒に働く他の社員とうまくやれそうか❓
そこの「投資に値するか」を見るのが面接官の仕事なわけです。
第一印象で決めるなら面接官は新卒の人でもできます。
意外と深いのが「採用」という仕事なんです。
面接では印象を気にするのではなく「あなた」を知ってもらう
では、印象があてにならないのなら・・・
どこに・・・❓
一体どう言うことを心がけておけばいいのか❓
そこを次の項目で解説しますね。
ポイントは「相手にどう思われるか❓」ではありません。
「あなたがどういう人か」を正確に伝えることです。
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仕事は印象で決まるものではない。これさえ意識しておけばOK!
これだけ意識しとこう❗️
- 「面接だ」と意識しないマインドコントロール
- 自分の実績を自信を持って話す
- 相手の話に笑顔で「共感・興味」を示す
- 話すスピードをコントロールする
順に説明しますね。
1.「面接だ」と意識しないマインドコントロール
面接だと思うから意識して緊張してしまいますよね❓
でもあなたも「その会社がどんな姿なのか」を見に行く場でもあるわけです。
つまり・・・
ポイント
あなたにも「決定権」があるわけです。
お見合いと一緒です。
「合意」があって入社するわけですね。
なので「良い答えをする」ために臨むのではなく、「有益な話を聞く」ために臨むように自分で気持ちを傾けましょう。
ポイント
HPや募集要項には書いていない「本当に知りたいこと」。
これを遠慮なく聞いていきましょう。
2.自分の実績を自信を持って話す
面接という場所は・・・
ポイント
あなたの
- 「過去」の実績をアピールして
- 「現在」の保有スキルをアピールして
- 「未来」の貢献できること、ビジョンを語る
そんな場です。
投げかけられた質問に「うまく答える事」が面接だと勘違いしている人がいまだに多いのが現状です。
つまり、上記のポイントを抑えておけば質問が「過去・現在・未来」どの部分を聞いているのか❓
これがわかるので、的外れなことも言わず出すべき話をスムーズに伝える事ができます。
ポイント
面接とはあなたの「過去・現在・未来について」。
これしか質問は飛んできません。
これを頭の中に基本として置いておいてください。
過去の成果によって会社と顧客に何をもたらしたか(笑顔にしたか)まで語れるよう準備しておくといいですね。
3.相手の話に笑顔で「共感・興味」を示す
相手が話すエピソードに笑顔と、時に声を出して笑う事で「興味」と「共感」を示します。
場がほぐれて来ると面接官も様々な話題を出して「あなたの素の表情」を引き出そうとします。
その時に緊張で仏頂面だったらもったいないですね。
相手の話に「共感」して「興味」を示す事で面接官は・・・
ポイント
- 自社の「カルチャー」に合う人か❓
- 「意欲」を持って仕事してくれそうか❓
- 既存の社員との「協調性」持てる人か❓
ここを見ます。
コミュニケーションで大切な
共感
同調
共鳴
これは面接だけでなく仕事でも重要な要素になります。
4.話すスピードをコントロールする
あなたは緊張すると早口になるタイプですか❓
早口で抑揚のない話し方は・・・
注意
相手に「ディスカッションができない人」。
と言う疑念を与えてしまいます。
また抑揚がないと「いつ発言が終わるか」。
これが分からず困らせることになります。
ポイント
- 努めてゆっくりと
- ポイントをしっかり強調できるように
話の「サビ」に向けて盛り上げるように抑揚をつけましょう。
それだけで相手に「落ち着いた人」と認識させる事ができます。
ゆっくり喋るだけでそう思われるならラッキーですよね。
間が開くことを恐れずいつもの2倍くらいゆっくりを意識してちょうど良くなるイメージです。
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< 隠れた情報と冷静な判断 >
仕事は印象で決まるのではない。「自分の軸」を持てば伝わるもの。
ここまでで「印象」で面接官が採用を判断するという事がウソだという事がお分かり頂けたと思います。
面接官は本当に難しくて、書面では分からない部分を限られた時間で引き出さなくてはならないわけです。
だからあなたがそのことを理解して・・・
ポイント
- 知りたいことをしっかり準備して
- 自信を持って伝える事ができれば
相手は自ずとあなたを欲しい❗️と思います。
そんなあなたに待っているのは
- 自分にあった社風(カルチャー)
- 気の合う仲間
- 協力しあえる風土
- あなたへの正当な評価
最高じゃないですか。
前項でお伝えした4つのポイントを念頭において、萎縮する事なく堂々と自分がやってきたことをわかりやすく説明してあげてください。
ポイント
これはどんな職種、業界でも共通して言える内容です。
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