<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
◆ ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。
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今回の記事では、日本人の7割が転職する現代社会。
転職したことがない人、後回しにする人に迫るリスク・危険性を解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、転職をしないことで起きるリスクが理解できます。
そして正しく「備える」ことができ、そこから「本当にやりたいこと」が見つかる可能性もあります。
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【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α
こんな方にオススメ
- 転職を考えているが先延ばしにしている
- 転職したことがなくて他の会社のことを知らない
- 長く1つの会社で勤めてこれから転職を考えている
目次
【転職】転職したことない人が抱えるリスク。すぐ取れる3つの回避策
転職は会社を変えるのではなくアップデートの手段
突然ですがあなたに質問です。
ズバリ!
あなたは「転職」をしたことがありますか?
もし「ない」と回答された方。
それは素晴らしいことだと思います。
昭和の時代は1つの会社で勤め上げることが美徳とされてきました。
しかし・・・
注意
コロナ禍が発端となって働く環境は一変しました。
テレワークが積極的に導入され、なんとなくやってた人と、実績を上げられる人との差も浮き彫りになってきます。
長くいれば自動的に昇進・昇給する時代ではなくなっています。
そして何より・・・
ポイント
日本人の「7割」が転職経験者の時代になりました。
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【転職経験者】割合は全労働者の70%以上!絶対必要な「4つの思考」
転職は今や単純に会社や仕事を変えるのではなく「自分のアップデートの手段」になっています。
転職したことがない=「他社で使えない人」の原因に
そう感じて転職を考えても踏みとどまる人も多いでしょう。
しかし、転職が当たり前になった現代で、転職を経験しないまま年齢を重ねると何が起きるか?
注意
結論、「他社に最適化できない(合わせられない)人」になってしまう危険性を秘めています。
言葉は悪いですが「他では使い物にならない人」ということです。
年齢が1つ上がれば転職市場で求められるものも必然的に高くなります。
年齢相応の経験を積めているか?を問い直してみましょう。
毎日のようにどこかで行われるリストラ
大企業でも希望退職を募ったり、働き盛りの40代以降がリストラの対象になる事例も多くみられます。
下記の日経オンラインの記事では名だたる企業で行われているリストラ策が全て掲載されています。
下記画像は記事の一部を抜粋したものです。
恐ろしい状況
年齢を重ねてから「転職せざるを得ない状況」になって、他社で通用しないことを知る。
そんな状況が待っている恐れがあるんです。
自分にも会社にも「フレッシュ」である必要性
このことから言えるのは、「転職せざるを得なくなってから」ではなく、普段から情報に敏感になること。
「転職しないリスク」を念頭に置いておくべきです。
在籍年数ではかるのではなく・・・
ポイント
海外のように
- 新たな目的
- ベースアップ
- ポジションアップ
これらを狙った転職は積極的にするべきという事です。
コロナショックの影響は、経営に打撃を与えると同時に「企業の若返り」を加速させています。
それを知らず自分のいる会社は安全だと思っていても、いつどんな理由で人員体制の見直しを図るかわかりません。
ポイント
その時に「他社でも必要とされる人材」でいること。
これが「会社に居続けること」よりも重要になってきます。
特に日本の「メンバーシップ型雇用」のように、在籍期間で昇給や昇格がある雇用制度。
これが能力と給与のアンバランスを生んで転職に踏み出せない要因を作っています。
これからは海外の「ジョブ型雇用」に適応できることが大切です。
次の項目では、転職を経験しないことの「リスク」。
この背景と起こり得る具体例を解説します。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
面接でも聞かれる転職理由で「会社の業績不振」を正直に伝える危険性を下記で解説しています。
合わせてご参照くださいね。
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【転職理由】業績不振と言っていい?納得を得る回答「3つのレシピ」
転職したことがない人にリスク・危険がある背景
社会人1社目の「基礎」から離れることを恐れる
今の日本人で「1つの会社で勤め上げる」ってどのくらいの割合だと思いますか?
それをグラフ化したのが下記の図です。
出典:シニアガイド
定年に近づく60歳〜64歳で「たった1割」です。
30代後半になるとすでに半数以上が転職を経験していることがわかります。
新卒で入社した1社目の会社というのは良くも悪くも「社会人としての基礎」を作ります。
おそらくは、誰でも最初の転職先となる「2社目」で大きなギャップというものを経験するでしょう。
なぜなら・・・
転職とは勤務先が変わるだけでなく、
- 社風
- 働く人
- 働く場所
- 扱う商材
これら全てが変わり、人間関係も新たに構築していく「ライフイベント」です。
私も最初の転職で失敗し心を病んでしまった人間の一人です。
しかし、それを乗り越えたことが「経験」となって、その後直面するトラブルにも対応できるメンタルや経験ができていきます。
他で使えなくなることを会社は教えてはくれない
1つの会社に居続けることで起きる危険の一番大きなもの。
< あなたをこう変化させる >
「1つの視点」しか持てなくなる。
「所属すること」に依存してしまう。
身につけたものが「外部」では役に立たない。
こう言ったことが気づかないうちに進行します。
しかし、会社はそうなっていくあなたにその事を教えてはくれません。
これが年齢を重ねて、転職をせざるを得なくなったときに「他社に適応できない熟年」として、孤立したり、自信を失い精神のバランスを失う原因となります。
「1つの視点」しか持てなくなる
1つの企業しか経験していないと当たり前ですが、複数の会社を経験した人のような視点が持てません。
なので長くいても多角的な視点を持っている人に能力で抜かれていく可能性が高くなります。
これが現実になることで初めて自分の世界の狭さに気づくケースが多々あります。
「所属すること」に依存してしまう
年齢を重ねてからの転職はよりハードなものになることは私自身も転職者、エージェント両面から経験してきました。
長く所属して他社へ通用するスキルがついていないと「所属すること」に執着が生まれます。
これは自分の存在を脅かすものを威嚇したり、仲間の活躍が喜べなくなったり、成長とは逆方面に向かいます。
身につけたものが「外部」では役に立たない
会社の数だけ「社風」「規則」「マニュアル」が存在します。
出退勤、経費精算、活動報告など導入しているシステムによってもやり方が違います。
長くいた会社ではスムーズでも年齢を重ねた転職で仕事よりも前につまづくのが「社内ルール」への順応です。
長く「我流」でやってきたことが、転職先では通用しないというケースです。
自分と外の世界との「価値観」が違うことに気付かされます。
転職で得られるものは目に見える以外にもある
転職をすることで得られるものは新たな職場だけではありません。
ポイント
環境変化への適応力、柔軟性、協調性など多数に渡ります。
「転職で身につくこと」ついて下記の記事で詳しく解説しています。
よろしければ一緒にお目通しくださいね。
-
【仕事】新卒からずっと同じ会社の割合。掴めずに終わる「7スキル」
次の項目では、そうは言っても今すぐには転職する理由がない。
失敗するのが怖いという考えに対する「普段から行っておくべき具体策」を解説します。
check>>書類作成専門チームがいるからスタートから任せる【転職スクール】
参考
転職理由で「成長できない」と答えても良いのか問題。
下記で詳しく解説していますので合わせてご参照くださいね。
-
【転職理由】「成長できない」はNG?不満を正しく伝える3つの習慣
転職したことがない人がリスクを回避する3つの具体策
平時から備える習慣づくり
- 最悪の状況を想定し「自己投資」をする
- 自分の「市場価値」を知る
- 外界の「情報」を得る
順に解説しますね。
1.最悪の状況を想定し「自己投資」をする
これは全ての人が実感していることでしょう。
もう何が起きてもおかしくない状況になりつつあります。
ポイント
最悪の状況を「想定」しておくことも必要です。
それを今から見越して「自己投資」すること。
例えば、本業はそのままに違うことに携わって「外の世界」に触れる。
自分という存在が外ではどんなものなのか?
これを知るための自己投資はお金をかけるものだけでなく、何かの活動に参加したり、副業をしてみたり。
いつもの「会社以外の人」に触れることで磨くこともできるでしょう。
そういった行動から・・・
ポイント
「本当に自分がやりたかったこと」につながるかもしれません。
こうした「複業」を行っている人は今結構多いんですよ。
何かに「貢献できる事」が、あなたに与える影響は思っている以上に多いんです。
研究結果でも「他者への貢献」が仕事の満足度・人生の幸福度を高めると出ています。
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【仕事】幸福度の高い仕事の条件。年収とは無関係な3つのポイント
- 満足度と幸福度が今どんな状態か?
- 高めるためには転職という手段が必要か?
常にここにはアンテナを張り、時には専門家に相談をすることもいいでしょう。
2.自分の「市場価値」を知る
あなたの社内では「役職」や「給与」で価値が決められているでしょう。
そこで、何かがあって会社を離れなければならないことを想定して・・・
ポイント
現職以外のところでの「あなたの市場価値」。
今のうちにこれを知っておくことで「備える」ことができます。
私が長く従事していた「転職エージェント」は転職の専門家です。
転職の橋渡しをするだけでなく、あなたのキャリアやスキル、資格から「今のあなたに紹介できる仕事」で価値を測ることができます。
あなたの予想する職種もあれば、予想外の職種の提案があるかもしれません。
そう言った同職種の「横スライド」の転職だけでなく・・・
ポイント
違う業種・職種への「縦ステップ」のキャリアアップの道が見つかるかもしれません。
自分にどれくらいの価値と必要性があるのか?
あなたの経験から可能性のある新職種について探ってみてください。
check>>あなたの価値を最大化する【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り返す【第二新卒エージェント15選+α】
< 価値を見つけるプロ >
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3.外界の「情報」を得る
これも転職エージェントから得ることができます。
「転職サイト」でいつでも自由に求人を見ることができますが・・・
注意
そこに掲載されているのは求人全体の「ほんの3割」です。
7割は転職エージェントに企業が託した「非公開求人」なんです。
多くの人はこの「情報」を知らないまま転職をします。
それでうまくいく場合もあれば、再度転職をすることになる人も。
< 非公開求人とは・・・ >
広告掲載だと人気で応募殺到が予想される
まだ社内・社外に対してオープンにする前
求人サイトの「広告」に頼らない本気の採用
転職エージェントは他にも・・・
ポイント
「企業の内部情報」を足繁く通いアップデートしています。
入社しないとわからない部分を、先に知って転職できるのは大きなアドバンテージです。
すぐに転職しなくても「相談」だけでもエージェントの利用は可能です。
自分のいる環境以外の「外界」にはどんな情報があるのか?
これを収集しておくだけで、不測の事態の時に「初動」が変わります。
当サイトでは
- 「総合力」で登録推奨するエージェント。
- 特定の業界や職種、身体的ハンデを持つ方へ「専門特化」したエージェント。
を数多く紹介してきました。
それらをまとめたものを下記に贈ります。
何もない時だからこそ、備えておくことを強くお勧めします。
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転職したことない人がリスクに備えると「本当の希望」が見える
今回お贈りしたこの記事は、ちょうど目にした転職に関するニュースを元に、実際に起きている状況からお伝えしました。
あなたの心にはどう響きましたか?
終身雇用の崩壊
早期退職制度の増加
と先行きは暗く見えるかもしれません。
この状況を「チャンス」と捉えるかはあなた次第です。
決して危機を煽るものではありませんが、その時が来てから動くのでは遅いのも現実です。
ポイント
転職は「情報戦」。
情報を制するものが、転職を制するのが実情です。
職業・会社を変えることに関しては、転職エージェントを有効に活用してくださいね。
先日ついに日本でも「有料の転職サポート」も登場して、転職を選択肢にしない「キャリアコーチング」も多く登場しています。
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【2024年最新】キャリアコーチング徹底比較。特徴・内容・料金+α
でも、日本の転職エージェントサポートはほとんどが登録・相談・実際の転職・アフターフォローまで全て無料で使い倒せます。
ポイント
今の時点での
- 「己を知り」
- 「価値を計り」
- 「有事に備える」
それがいち早く察知して行動に移すための「準備」になります。
仕事やキャリアについて抱えている不安があれば、是非エージェントに相談がてら気軽に登録してみてくださいね。
前述の通り、その行動が「本当のあなたの希望」を見つける鍵になるかもしれません。
当サイトに訪問してくださったあなたの人生が豊かになる事を心から応援しています。
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