<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、転職エージェント、人材コーディネーター、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザーなど。
似た名称が多い転職サポートのそれぞれの違いと「必要な理由」を解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、サポートスタイルの違いがわかり、あなたに合ったサポートスタイルを理解することができます。
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こんな方にオススメ
- 転職活動でエージェントサポート利用を考えている
- エージェントの他に似た名称が多くて違いがわからない
- エージェント含めて名称による内容の違いがあるなら知りたい
目次
【違い】人材コーディネーター?キャリアアドバイザー?その役割を解説
転職サポートを利用しようと調べたら・・・
と驚いた経験はありませんか?
Yahoo!知恵袋にもこれに関する質問がありました。
出典:Yahoo!知恵袋
人材企業が数多く存在する中で、名称も増えてよく分からないという方多いと思います。
人材業界では色んな名称を聞きますが、下記の4つに集約されています。
メモ
「人材コーディネーター」も聞きますが人材業界で働く人の総称で肩書きとしてはあまり使われません。
< 何が違うのか? >
- 転職エージェント
- キャリアアドバイザー
- キャリアコンサルタント
- キャリアコーディネーター
一体何が違うんだ?と思うのも無理ありませんね。確かにわかりづらすぎます。
まずは「名称による違い」を整理しますね。
キャリアアドバイザー
まず「キャリアアドバイザー」です。
これは必ずしも転職サポートの営業とは限らず、
- 大学の就職課
- 企業の人事部
なども含まれ・・・
キャリアアドバイザーとは
あなたのキャリア作りのために「助言」する仕事を指します。
転職をサポートすることは含まれていません。
ハローワークの職員も、仕事のアドバイスも行うので近いものがあります。
ですがハローワークが職業紹介所なので「紹介所の職員」という立ち位置です。
キャリアコンサルタント
次にキャリアコンサルタントです。
この名称は2016年から「国家資格」となったため、資格を持っている人しか名乗ることができません。
キャリアコンサルタントとは
「国家資格保有者」で
- 企業の募集求人の獲得
- 求職者へ転職に必要なサポート
- スムーズな職場転換を実施する
これを業務とする人です。
国家資格「キャリアコンサルタント」を持たないが、同じ業務の人を私たちは「エージェント」と呼んでいる形です。
メモ
最近では転職エージェントを「転職ナコウド」と独自の呼び方をするサービスも存在します。
キャリアコーディネーター
そしてコーディネーターです。
このポストは主に内勤で、大手のように登録者が多い場合にエージェントと仕事を分けているパターンにある職種です。
つまり
- 企業への案件獲得:エージェント
- 求職者とのやり取り:コーディネーター
このように・・・
コーディネーターとは
転職サポートに登録した後の最初の対応。
つまり登録後の初回ヒアリングを行いエージェントに伝達、その後もエージェントの提示を求職者に伝える役割です。
こんな感じで業務分担をしているため似たようで違う業務の名前があるんです。
- なんでこんなに分かれているのか?
- いる所といない所があるのかなぜか?
ここを次の項目で解説しますね。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
これらとは別に「ヘッドハンター」と呼ばれる存在もいます。
私が実際に経験した内容からこの職種の危険性と注意点を下記で解説します。
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【私の実話】ヘッドハンティングの電話。怪しい!しつこい!その正体
人材コーディネーターやキャリアアドバイザーなど違いがある背景
似たような多くの肩書きが増えてきた背景
エージェント、コーディネーター、アドバイザー。
どうして似たような名前の仕事があるのか?
このように多くの肩書きが生まれた背景には・・・
ポイント
転職サポート企業によっての「日々の登録者数の違い」にポイントがあります。
大手のエージェント企業だと1日の登録者がとても多く、エージェントが企業と求職者を両方担当していると仕事が回らなくなってしまいます。
そこで「コーディネーター」を置いて「求職者への対応」をすると言う「分業制」を取っているわけです。
かたや中小企業の場合、1日の登録者数がそれほど多くないため、エージェントが1人で担当することが可能です。
ポイント
このように1人のエージェントが初期対応から転職完了まで行うスタイル。
この方式を「一気通貫(いっきつうかん)型」と呼んでいます。
このように「分業型」と「一気通貫型」と言う業務スタイルの違いが、職種を増やす背景になっているわけです。
転職サポートはどこにお願いするのがいいのか
ここで疑問が・・・
注意
サポートをお願いするのは
- 分業制
- 一気通貫型
どっちがいいのか?
と思いますよね?
安心してください。
次の項目でそれぞれのメリット、そしてデメリットをお伝えします。
あなたに合いそうな方を選んで利用してもらえればOKです。
参考
転職活動は自分ですべきか?エージェントを使うべきか?の悩みについて。
野球だけでなく転職も今後は「二刀流時代」であることを下記で解説します。
-
【二刀流転職】エージェントと直接応募の両方使い。多くの〇〇を得る!
エージェント業の「分業型」と「一気通貫型」メリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリット
- 「分業制」のメリット
- 「分業制」のデメリット
- 「一気通貫型」のメリット
- 「一気通貫型」のデメリット
順に説明しますね。
1.「分業制」のメリット
分業制をとっているエージェントのメリットは・・・
ポイント
レスポンス(回答)の速さでしょう。
わからないことや質問したいことがあった時に、コーディネーターがある程度答えることができます。
そして内勤で常にオフィスにいることから電話にも即対応が可能です。
コーディネーターがいることで「窓口」が不動のポジションにいることは求職者にとって安心材料と言えますね。
またコーディネーターは女性が担当していることが多いので・・・
ポイント
「安心感のある対応」もメリットの1つです。
書類作成のポイントなどこちらで作成するものに関しては、丁寧に教えてくれる場合が多いですね。
2.「分業制」のデメリット
分業制のデメリットは・・・
注意
企業の求人はエージェントが担当していること。
そのため、実際に聞く場にいなかった分、「案件への理解」が薄いことです。
なので求人案件についての細かい質問は、エージェントに確認してからの回答になるのでタイムラグが出ます。
窓口が1つなことは求職者にとっては、混乱を避けるにもいいことなのですが、それが時にあなたを待たせてしまう事があるのが難点です。
応募予定先の企業の事を質問しても、同じように時間が少々かかるのが分業制のデメリットです。
人気が予想される求人案件の場合、タッチの差で締め切りになることも。
そう言った求人への応募には少しデメリットになるでしょう。
3.「一気通貫型」のメリット
分業制に対し一気通貫型サポートは、エージェントが初期対応から行います。
そのため・・・
ポイント
あなたのことを深く理解して、希望にあった案件を提案してくれることが最大のメリットです。
また、求人案件についても精通しているので・・・
ポイント
- 書類作成
- 求人の詳細
- 面接の対策
- 企業の雰囲気
- これまでの傾向
など全てに対応してくれるのは一気通貫型のメリットです。
こうしてお互いの「信頼関係」が一番育まれるのが一気通貫型の特徴です。
私はこの両方のエージェントを経験していましたが「一気通貫型」が伝わりやすく、伝え漏れもありませんでした。
4.「一気通貫型」のデメリット
逆に一気通貫型のデメリットとなるのは・・・
注意
エージェントは営業職であるがゆえに外出が多く、素早く連絡がつかない時があると言うことです。
企業への訪問時や、他の方の面接同行などで外出、面談をしていると電話にすぐ出られないのが痛い所です。
私自身も経験がありますが、用事が終わってすぐ折り返したりが何件か重なって、その場から中々動けないこともありました。
他人任せが嫌いな性格でもあったので、このスタイルが私にとっては忙しさの中でもとてもあっているスタイルでした。
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これらの特徴をしっかり覚えて、あなたが好むスタイルを選んでくださいね。
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< 転職は情報戦 >
エージェント職の違いを理解。あなたに合うサポートで明るい未来を!
このようにエージェント業でも「分業制」と「一気通貫型」にサポートスタイルがわかれることがおわかりいただけたと思います。
ポイント
あなたに合いそうなスタイルは見つかりましたか?
各社それぞれに良さがあり改善点もまだまだあります。
ポイント
それも「あなたの声」から始まります。
エージェントサポートは今後もさらに進化していくでしょう。
同時にエージェントの「質」が問われることにもつながっていきます。
あなたが転職される時は、是非いろんなエージェントを使い分けてください。
情報を得ると同時に、スタイルの違いや業界での強みなどにも目を向けて使いこなす参考にしていただければと思います。
あなたがエージェント業を理解し、うまく利用して、理想の環境を掴むことを心から応援しています。
参考
転職をサポートする仕事は「雇用創出」と「人材不足」という社会貢献度の高く、で感謝が原動力になる仕事です。
興味を持たれた方は下記で「向いている人」を書いていますのでご一読くださいね。
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