<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアの監修・コラム寄稿も実績あり。
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今回の記事では、転職回数が多くて人生終わったという気持ちで悩んでいる方へ。
心理学の研究を応用した「メリットへの変換術」について贈ります。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、転職回数の多さをメリットに変えられます。
そして逆に強みに、自信を持って面接で伝えて納得の結果を得ることができます。
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【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
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こんな方にオススメ
- 転職回数が多くて面接で説明できない
- 転職回数の多いと人生終わった気がする
- 転職回数の多さをメリットに変える方法を知りたい
目次
【転職】回数が多いと人生終わり?面接でメリットにする奇跡の方法!
転職回数の多さ = 悪いことではない
入社した会社で、何かしらが合わず転職を何度か経験している方も多いと思います。
在籍した長さの違いはあるけれどこれまで何回もの転職を経験してきた。
それが原因で・・・?
転職活動の場面で苦戦していませんか?
こんなに書類選考で落とされる経験は初めてだなぁ
おおよその理由は「転職回数の多さ」みたい
つらいな 好きで転職してきたわけじゃないのに#転職活動— どんぐり06@元ヤングケアラー (@donguriacorn06) March 21, 2024
でも私転職回数多いからもう次探すの大変なんや😇当たり前だけど書類で落とされる😇
— こつね (@abab_pon2) January 29, 2024
メモ
私も社会人経験の中で「5回」の転職を経験して人生終わったと思ったこともありました。
詳細は下記参考記事をご参照ください。
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転職失敗は人生終わり?【私も経験しました】リカバリー+αの具体策
でも安心してください。
ポイント
「転職回数が多い = 悪いこと」だけではありません。
今回は心理学の研究を応用して、「転職回数の多さを面接でメリットとして伝えること」について。
答えが実は「あなたの中にある事」について解説していきます。
転職回数の世の中の統計を見てみる
先に結論から言うと大切なのは・・・
ポイント
- 転職理由を前向きに説明すること
- 面接先企業の仕事に活かせること
ここが説明できれば回数の多さは問題ではありません。
多くの有名企業の採用担当者も転職回数が問題ではないと回答しています。
キャリアバイブル(株式会社NEXER運営)が「転職に関するアンケート」を取っています。
まず2,256人に「転職経験の有無」を聞きました。
出典:FNNプライムオンライン
ポイント
アンケートをとった6割以上、1383人が「転職経験あり」と回答しました。
転職そのものは社会人全体の7割が経験すると言われているので驚く結果ではありません。
-
【転職経験者】割合は全労働者の70%以上!絶対必要な「4つの思考」
次に「はい」と答えた1,383人に追加質問をしました。
「あなたは何回の転職をしましたか?」
ここに驚きの結果がありました。
出典:FNNプライムオンライン
なんと・・・
ポイント
「5回以上」という回答が一番多く全体の4分の1を占める結果が出ました。
あなたの転職回数は何回ですか?
決して多いと感じなくなってきませんか?
次の項目で、海外で行われた3万人のコールセンター従業員への研究をもとに、その理由について解説します。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
転職回数の多いからといって人生終わりではない根拠
転職回数で多くの「社風」を見たことがメリットに
転職回数って多くなるほど履歴書で見るとデメリットに感じますよね?
でも転職回数の分、少しづついろんな会社のカルチャー(社風)を見ているはずです。
ですので、積み重ねたその経験がカチッとハマった時・・・
< 自分でも驚く成長 >
驚くほどの集中力を発揮する
自分から働きやすい環境を作る
待つのではなく積極的に意見を出す
など自分でも驚く変貌を遂げる「ポテンシャル」を秘めていることに気づいていないんです。
これを実現するのに必要な考え方・・・
ポイント
今回ご紹介する心理学で「ブラウザ効果」と呼ばれるものです。
転職回数の多さがメリットになる大きな根拠
これはあるコールセンターで働く人の離職率を研究したものです。
<コールセンターの前の職歴 >
- 「5年間で5つの仕事」をしてきた人
- 「5年間1つの仕事だけ」をしてきた人
この2つのグループに分けて調査しました。
同じコールセンターで働き始めてからの「離職率」はどう違ったでしょうか?
意外な研究結果
後者の「5年間1つの仕事だけ」をしてきた人の方が高くなると言う結果が出ました。
コールセンターの仕事は大変ですから、転職回数が多い人の方が先に離職しそうと思いがちです。
しかし・・・
ポイント
「多くの仕事を経験してきた人」の方が、
- 離職率
- 欠勤数
ともに少ないと言うリアルな結果が出たんです。
要因としては1つの会社で長く勤務した人は「前職と転職先とのギャップ」が在籍年数に比例して大きくなる傾向があります。
1つの会社だけの経験にリスクがあること。
それは下記の参考記事でも解説しているのでご参照ください。
-
【仕事】新卒からずっと同じ会社の割合。掴めずに終わる「7スキル」
長く働き続けるデメリット
10年働いたから、次の会社でも10年働けるか?と言ったら必ずしもそうではありません。
「ブラウザ効果」と呼ばれる理由と「工夫」の重要性
なぜこれが「ブラウザ効果」と呼ばれるのでしょうか?
皆さんもインターネットを見るのに
- Safari(サファリ)
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
といった「インターネット・ブラウザ」というものを使用しています。
パソコンなどを買った時に・・・
ポイント
- 「元からインストールされているブラウザ」を使う人
- 「ダウンロードして別のブラウザ」を使う人
だと後者の方が「答えに近づくスピード」が速いと言う研究結果に基づいてます。
実は転職回数が多い人は、
- いろんな会社のやり方を経験している
- その中から「自分に合ったやり方・環境」を整える
そういった「工夫する能力」に長けているんです。
この能力が面接という場では・・・
ポイント
柔軟性
協調性
順応性
といった部分で「大きなメリット」になるわけです。
次の項目では、実際に「面接の場でメリットに変換する方法」と「強みに変える方法」。
それに加えて行うべき習慣について解説します。
転職回数の多さを面接で「メリット&能力」に変換する具体策
まず、この内容は私も16年経験した「転職エージェント」であれば熟知しています。
詳細まで落とし込みたい場合は、迷うことなく無料のサポートを得てください。
< 転職は情報戦 >
それでは具体的な内容をお伝えします。
転職回数の多さの原因見直し・得たものの整理
会社を短期転職したり何回も経験した人は
- 会社のカルチャーはいいけど人間関係が原因
- 人間関係はいいけど会社のやり方が原因
などいろんなパターンがあります。
しかし、それぞれの会社で使用しているソフト、メールなどで使いやすかったと言うものもあったでしょう。
前述の通りカチッとハマるとすごい集中力と行動力を発揮することも少なくありません。
前項のコールセンターでの研究でも・・・
ポイント
- 自分で工夫をして
- 与えられたもの以外で
- 効率化しようとする人
は離職率も欠勤率も低いという結果が出ています。
転職回数の多さをメリットにする回答の流れ
面接では転職回数の多さを突かれるかもしれません。
でも下記の3つのポイントで説明できるよう整理してみてください。
説明のポイント1
- 私はそれだけ多くの「企業の文化」を見てきました。
- それは自分にとって「望む将来」を知るための財産だと言えます。
- そして得た「順応性」や「柔軟性」は御社業務に素早く「貢献」できると確信します。
次に、その経験から「面接先の仕事との関連性」につなげます。
説明のポイント2
- どんな環境を与えられても「創意工夫」をする事
- それが効率よく長く「貢献する手段」だと言える実績を出せた
- それぞれでの経験から「得た事」、それが「会社へのメリット」になる
この流れで伝えてください。
面接先の仕事とこれまでの経験を細かくつなげて「マッチさせる」とより効果は高くなります。
デメリットをメリットに変える効果的な伝え方です。
実際に入社した後のことを具体的にイメージさせる
そして実際の仕事では・・・
ポイント
あなたが実績を出しやすい環境にいち早く整えられる事。
ここを具体的に面接官にイメージさせることに注力です。
前述のブラウザの例だと、貸与されたPCに「サファリ」しか入っていなかったら・・・。
自分が使いやすいなら「グーグルクローム」をインストールして作業するなどです。
私も実際そうしてスプレッドシートを使って作業し、そのまま社内共有したりして仕組みとして取り入れてもらった経験があります。
メモ
※スプレッドシートはweb上のエクセルです。
複数人が同時に編集でき自動保存されます。
あなたが書類・面接で気をつけるべきは・・・
考えの方向をマルっと変換
転職回数を「弱み」と考えるのではなく
- 多くのやり方を吸収できる
- 状況に対応して創意工夫できる
- 実績が出ることを習慣づけられる
ここを前面にアピールすることです。
一方でこの研究から見える注意点は「一緒に仕事をするチームメンバー」にあります。
注意
創意工夫をする人と組むと効率上がりますが、創意工夫しない人と組むと悪影響になります。
面接を突破して実際に入社した後、相談する人はここを見て選んでくださいね。
参考
日本の転職市場は海外に比べてちょっと異質なんです。
海外では多くの転職を経験していることが評価される風潮で「平均10回以上」の転職をします。
詳しくは下記の記事でも解説しています。
-
【転職】日本の転職事情はおかしい!世界との比較で見る間違いと本質
check>>弱みを強みに変えるパートナーと成功転職【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り戻す【第二新卒エージェント15選+α】
< 転職は情報戦 >
転職回数が多くても人生終わらない!自分だけの経験を語ろう!
「転職回数の多さ」は決して弱みやネックではなく、あなたが「人より多くの会社をみた」と言う強みになります。
その中で「理想の会社」はあると思いますが追求しすぎないことも大事です。
ポイント
「自分で理想の環境に整える」事ができる会社が「理想の会社」に変化していくでしょう。
今まで在籍していた会社のやりやすかった部分を思い出して書き出してみてください。
在籍した各会社の「良いところ」の書き出しです。
その行動が今度は・・・
ポイント
新しい会社や仲間の「良いところ」を探す習慣づけにつながります。
何事にも意味はあります。
1つのことに自分を縛らないで、得したことをギュッと凝縮しましょう。
理想は外部じゃなく「あなたの中」にある事がわかると思います。
あなたが「得てきたこと」の貴重さを理解して、自分で「理想の環境」を整えて、「楽しく働く」事ができることを心から応援しています。
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