<この記事を書いている人>
◆ 元転職エージェント(歴16年)&自身も5回の転職を経験。
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今回の記事では、すでに他社で内定を得ていることを第一志望の企業面接で言ってもいいのか?
伝えるべき理由とそれによるメリットを解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、正直に伝える意味が理解でき、良い意味でイレギュラーな現象を起こすことも可能です。
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こんな方にオススメ
- 転職活動中で面接を控えている
- 複数受けていてすでに内定は得ている
- 面接で選考や内定状況のいい答え方を知りたい
目次
【すでに内定】面接で他社状況の答え方。他社の内定を強力な武器に!
すでに出た内定は面接で絶対に伝えよう
第一志望の会社での面接で、他社の先行状況や内定を得ているかを聞かれたら。
この場合、
- 正直に答えるのが良いのか?
- まだ得ていないと言った方がいいのか?
頭を悩ませているかもしれません。
あなたも今そんな状況にありませんか?
結論から先に言ってしまうと・・・
ポイント
内定を得ているならば「自信を持って正直に伝える」のが正解です。
隠すことに意味もメリットもありません。
逆に得ていないのに得ていると嘘を言うのはやめましょう。
この悩みを抱えているあなたは、内定を他社から得ていることを言うことで・・・
もしかして・・・?
「逆に自分に対する興味が薄れたり無くなったりしないか?」
と言う不安が過ぎっているでしょう。
すでに得た内定は「他社からの評価」として価値を高める
しかし、私も面接官を経験していますが・・・
ポイント
すでに内定を得た人というのは「他社で評価を得ている魅力的な人」に見えるものです。
その心理が面接で「良い意味でのイレギュラー」な進み方を見せることもあります。
次の項目では、面接で他社の内定を正直に伝えるべき理由。
これについて解説します。
check>>ブラック企業排除の求人でホワイト転職を【第二新卒エージェントneo】
参考
転職面接での定番質問「いつから働けますか?」の答え方については下記記事をご参照ください。
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【転職】面接での「いつから働けますか?」3つのメリットを持つ答え方
すでに内定後の面接で他社の内定が武器になる理由
面接で「他社の内定」をあえて聞く意図は?
そもそも面接の場であえて他社の内定状況を聞くこと。
どうしてこの質問をするかというと大きくは下記の理由からです。
< 他社の内定状況を聞く理由 >
- 自社へ志望度を確認する
- ライバルがどのくらいいるかを知る
- 他社の選考スケジュールを確認する
ほぼこれに該当します。
内定を出したら企業も「確実に入社して欲しい」と考えているからです。
こう見ると「ポジティブな理由」ばかりですよね?
この質問をされるのは「良い傾向」で逆に聞かれない方が心配なくらいです。
メモ
内定を得ていることを知って諦める企業は元から採用活動なんてしないでしょう。
転職活動での面接は「アピールの場」であることを思い出してください。
アピールのための「武器」はたくさんあった方が有利ですよね?
ポイント
あなたが既に他社から「内定を得ている」ことは他社からすでに評価されているという武器になります。
逆に言わない手はありません。
ですので採用する側も「他社で内定を得ている人」という目であなたを見ます。
1つ注意点を上げるならば、内定を得ている企業が同業種ではない場合。
面接を受ける企業には「一貫性」が重要なのでしっかり説明できるようにしておきましょう。
例えば・・・?
「営業職」で受けている企業と「その他の職種」で受けている企業がある場合です。
応募職種が違うところの内容は逆に伏せておいた方がその職種への熱意を疑われずに済むでしょう。
今受けている面接の通過率を上げられる
同業種・同職種であれば、次の項目で解説する「価値」は爆上がりします。
内定を得ていることをしっかりと伝えた上で、今まさに面接を受けている企業が「第一志望」だったら。
< ここを必ず伝えて! >
- 今面接を受けているその企業が第一志望であること
- この選考が終わるまで他社には回答を待ってもらっていること。
ここを強くアピールしましょう。
この「内定」が普通に第一志望だと言うより「熱意」が伝わります。
ポイント
使える武器は全て使い切ることが「後悔のない面接」にしてくれます。
さて、ではすでに内定を得ていることを伝える。
これが企業側にとってのあなたに与える「価値」は具体的にはどんなものなのか?
次の項目で解説しますね。
参考
内定を武器にするため「志望度の低い企業」の面接を戦略的に受ける3つのポイント。
下記で解説していますのでご参照下さい。
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【転職活動】志望度低い企業の面接。3つの戦略で手抜きせず武器に!
すでに内定後の面接で他社の内定から得られる「価値」
あなたを「特別視」させる効果
- 内定を得る「価値ある人材」アピール
- 他社に取られると言う「焦り」を煽る
- 選考スケジュールを主導できる
順に解説しますね。
1.内定を得る「価値ある人材」アピール
面接にきた人が既に他社から内定を獲得している。
あなたはそれだけの「価値」を見出されている人材。
前述の通り、あなたは企業側からはそう見える人なんです。
ポイント
恋愛に例えるなら、あなたは「恋人候補がいる人」。
面接企業は、そこからあなたに興味を持たせて振り向かせる立場になるわけです。
普通では聞けないような先方からのアピール(入社のメリット)が聞けるかも知れません。
もちろんその企業の「欲しい人材像」があるので、そこはしっかりと押さえておきましょう。
通常はそんなことはなく「競合意識」を持ってあなたを見ますので熱意が倍増して伝わる絶好の機会になります。
2.他社に取られると言う「焦り」を煽る
他社からの内定で「競合意識」を持った企業側はあなたの今後の動向が気になります。
こっちはまだ面接段階でスケジュールにも差がついています。
ポイント
この進みの「ズレ」が競合に取られまいという「焦り」。
ここに繋がり、採用を前提にしやすくなりあなたへの付加価値になります。
そこであなたが「御社が第一志望」と伝えることで安心と信頼を与えます。
他社の内定を得てから第一志望を受けることでこれだけのメリットがあるんです。
他社に取られないようにするために・・・
ポイント
「イレギュラー」な対応をしてくれる可能性も高くなります。
詳しくは次の3番目で解説します。
もし実際にそうなったら企業はあなたに価値を感じ採用したいという「特別感」を出してくれます。
3.選考スケジュールを主導できる
前の2のように「選考の進みのズレ」があることでイレギュラーが起こる事があります。
通常なら一次面接 → 二次面接 →(役員面接) → 内定となるところ・・・
ポイント
- 途中の選考を飛ばす
- 次の選考も同時に行う
- 日程を連続させて短縮する
などもあり得ます。
スケジュールを「こちらに合わせる」ことをしてくれて早期に回答を出してくれる可能性が高くなります。
それほどあなたを「取られたくない」「絶対欲しい」と思ってくれるわけです。
この状況が作り出せたら入社後も意欲を持って働く事ができますね!
私も過去、自分の転職でこのケースで内定を早急に出してもらった事がありました。
そしてその企業にはとても長く在籍しました。
ーー
「価値」を感じさせて
「欲しい」と焦らせて
「迅速な回答」を得る
これが「内定を正直に伝える」ことの最大の価値でありメリットです。
もしあなたが複数得ているなら正直に出していってくださいね!
check>>内定を出させるための転職のプロたち【厳選エージェント13選+α】
check>>新卒時の情報不足を取り戻す【第二新卒エージェント15選+α】
< 転職は情報戦 >
すでに内定後の面接で評価をあげて採用意欲を刺激しよう!
採用側を経験してきた私も内定を「武器」として出さないのは損でしかないと言い切れます。
「他社で内定を得ていること」
これを自信を持って伝えることで「通常とは違う現象」が起こる可能性はとても高くなります。
ポイント
第一志望のその企業に採用される可能性が高くなるだけではありません。
「待遇面」でも普通に望むよりも優遇される可能性も高まります。
第一志望の会社でこんな状況で入社できるなんて最高じゃないですか?
持てる「武器」で「採用意欲を刺激する」ことは転職活動では大切な「戦略」です。
大いに活用してあなた自身の「付加価値」を高めていきましょう。
そうすることであなたへの待遇はもちろん、入社してからの環境も企業側がしっかりと整えてくれます。
その中であなたは自分の能力を存分に発揮して、イキイキと長く働く事が可能になります。
面接その場だけでなく、入社後の環境にまで影響を与えてくれます。
内定を得るだけではなく・・・
大切なのは入社後、あなたが意欲を持ってそこでイキイキと働き続けられることです。
もう伝えない理由はありませんね?
あなたが第一志望の企業面接で「魅力」と「武器」を持って望む結果を得ることを心から応援しています。
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