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今回の記事では、この状況下であなたが働いてる会社が大丈夫か?心配な方へ。
私の実体験も絡めながら危ない会社が出すサインを読み取る術をお伝えします。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、最悪の状態になる前に準備と行動をとることができ難を逃れることができます。
目次
倒産の危機に出る予兆【5つのサイン】あなたの会社は大丈夫ですか?
はじめに・・・
今回の記事は危機を煽るものではなく、私の体験から同じような方が出ないよう警鐘を鳴らすことを目的にしています。
- 普通に働いていたのに何だか最近違和感がある。
- 自分のいる会社は倒産しないだろうか。
そんな思いを抱いていませんか❓
- 社長はいい人だから。
- 会社を信じているから。
- 認められたいから。
あなたが在籍している会社で、あなたが上記のように思っていても
注意
倒産する時は「前触れ」は感じません。
事前に知っているのは経営層のみです。
そして一般の社員にはその状況を隠します。
一部には事前に全社員に伝える会社もあるでしょう。
しかしほとんどの会社は何も伝えず、簡単に社員を見放すことを私自身が体験しました。
そしてその後、半年にわたって信じていたはずの会社と裁判で争うことになったんです。
下記、私が寄稿した「ジョブシフト」のコラムにもその詳細を書いています。
check>>ジョブシフトへ寄稿のコラム記事
そもそも「倒産」には2つの種類があります。
<2種類の倒産>
- 法的整理:裁判所管轄の下で行われる
- 私的整理:債権者同士が話し合って行われる
このうち「法的整理」は以下の2つに分かれます
清算型の「破産」
倒産の9割がこれに当たります。
「債務超過」または「支払不能」で個人または法人が申し立てる。
そして破産管財人が財産をお金に換えて債権者の優先順に配当します。
特別清算
解散している株式会社が対象。
債務超過などで清算が難しい場合に債権者の同意を得て進められる。
「破産」が手続きによって行われるのに対して、それらの手続きがないのが特徴。
出典:NHK「企業のリアルが知りたい:帝国データバンク聞いた(3)倒産の予兆って?
これに対して、ニュースなどでよく聞く
- 「民事再生法」
- 「会社更生法」
この2つは再建を目指して債務の弁済を行います。
あなたには私がしたような経験はして欲しくない。
なので今回は会社が出す危険サイン。
これについてお伝えします。
なぜ会社は社員に告知しないのか❓
なぜ見捨てるようなことを簡単にできてしまうのか❓
次の項目ではその理由を私の体験も含めて解説しますね。
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私自身、在籍していた会社で2010年当時、上司2人(この2人は昔の会社の同期同士)と共に3人で本部運営をしていました。
この上司とは6年以上一緒に働いていて信頼していました。
しかしある時・・・
終わりの始まり・・・
給料の振り込みが遅れたのでした。
5日後に振り込まれましたが最初は「手違い」と説明されました。
しかし翌月も遅れ「キャッシュフロー」が良くないと聞きました。
つまり収入より支出が先でキャッシュが不足して支払う現金がないと。
この時は振り込まれたのは半月後。
メモ
今思えばこの時点で身の振り方を考えるべきでしたが、当時は上司を信用していたので「通常に戻る」と言う言葉を信じてしまいました。
そうして決断しなかった末路は・・・
動かなかった末路・・・
最終的に社長が失踪。
3ヶ月分ほどの給与が未払いのまま。
大好きでやりがいあった仕事でしたが、生活がままならなくなり実家に戻り会社も辞めました。
しかし遅すぎました。
半年間の裁判含む戦いの末、民事・刑事共に勝訴したものの、何も返ってくるものはありませんでした。
こっちに何も非がなく役員でもなんでもなかったのに1円たりとも戻ってこなかったんです。
当時は日本の司法制度を恨んだりもしました。
時間がたった今では若かったなーと「高い授業料だった」と思えるようになりました。
絶対に!
あなたにはこんな思いは絶対して欲しくないです。
でもコロナ禍でこう言う会社が増えるかもしれません。
実際にアラームボックス株式会社が調査した「取引先の信用調査」で、コロナ禍で倒産危機を「事前に察知」するのが難しいと答えた企業は64.5%にも登っています。
出典:PRTIMES
倒産の危機には「見える危機」と「見えない危機」があります。
リストラや利益の出ていない部門を撤退するなど目に見えるものならわかりやすいのですが、
- お金を借り入れている銀行への返済期限の延長
- 資産の売却やメンテナンスの低下
これらは一般社員からは見えません。
この次の項目では私の体験から調べて、会社が危ない時に出すサインを見逃さないようにそのポイントをお伝えします。
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会社が出す「危険サイン」
- 給与の遅配
- 役員または経理トップの退職
- 役職者の同時退職
- 社員の監視の強化
- 社長が会社に来なくなる
順に説明しますね。
1.給与の遅配
これについては「問答無用」です。
ポイント
給与というものは税金よりも優先されるべきものです。
その給料が遅れる。
会社は理由を説明するかもしれません
注意
しかし、どんな理由であっても信じてはいけません。
昔の私のようになってしまいます。
給料が遅れるということは
- 「キャッシュ(現金)が回っていない」
- 「手元に現金がない」
ということです。
仮に経理の手違いだったとしても、そんな経理の会社は別の危険が生まれるでしょう。
遅れが1日であっても転職の準備をすぐ始めてください。
<即相談すべきエージェント>
支給されなかった時点で会社にとって
注意
あなたは社員ではなく「奴隷」です。
それだけ給料が遅れるということの「事の大きさ」に気づいてください。
2.役員または経理トップの退職
大企業になればなるほどですが
注意
長く勤務した「役員」の退職、または「経理部門のトップ」の退職
ここも要注意です。
役員の退職に関しては
- 社長と会社の方向性で意見の食い違い
- 近々会社の合併・買収がある
- 会社の不正に気づいた
などの可能性が考えられます。
もちろん全てがそうだとは言い切れません。
しかし役員が退職するということは、普通の社員が辞めることと意味が大きく違います。
メモ
役員は「社員」ではありません。
経営陣であり給与ではなく「報酬」という形態の別物です。
また、経理部門のトップが退職するとなった時も、できる限りその理由を掴んでください。
経理部門は会社の収支状況を全て知っている、そのトップの退職です。
ただ事じゃない可能性があります。
退職しなくとも・・・
- 経理責任者が銀行に頻繁にいくようになった
- 税理士の会社への訪問(来訪)が増えた
これも危険サインの1つです。
全員のスケジュールがシステムで見られるならチェックするのも対処法の1つです。
これらのことが起こると・・・
こんな状態が予想できる
- キャッシュフローが危ない
- 自分の責任にされたくない状況
- 何らかの不正な状況の発見
これらのことが考えられます。
私は取引先が前触れなく飛んだ時、その直前に経理部長が辞めていたという事実を掴んだことがありました。
この2ポジションの退職は要注意です。
3.役職者の同時退職
これは私が卒リーマンの隠れ蓑にしていた会社での出来事です。
そこは社長が異常なほどのヒステリーな性格の人でした。
私が卒リーマンした後に聞いたことですが
注意
3つある部門のうち2つの部門で、部長クラスを含む大量退職がありました。
聞いた話では部長が辞めるから、同じ時期に辞めると転職活動を水面下で行っていた人も多かったようです。
このように「付いていけない」という理由での大量退職は
注意
部門の仕事そのもの質が下がり、顧客離れにつがります。
経営というより「運営」の質低下ですね。
その後は容易に想像できると思います。
役職者が退職するにはそれなりの理由があるでしょう。
いち早くその情報を掴むことが共倒れを防ぎ先手をとった行動を取れるものになります。
話ができる関係なら詳しく聞いてみましょう。
4.社員の監視の強化
今では社内管理システムも発達しCMでもよく見かけますね。
ある日突然「監視」が強化される。
ここにも危険が潜んでいます。
注意
- 会社の保有情報が外部に漏れた
- 社内で金銭またはデータの盗難があった
- 業績が危険で個人単位で解雇理由を作る
などのことが考えられます。
またネット上の書き込みを異様に気にして、削除するような行動も危険の前触れです。
社員の目に触れることと、会社の評判が落ちることを恐れることから出るサインです。
また会社から携帯を貸与されていれば、今はGPSでの監視もできるでしょう。
しかしその情報を持って何か指摘をしてきたら危険だと思ってください。
この時点で会社から見たあなたは「社員」ではない可能性があります。
注意
社員を「コスト」と見た時点で、信頼関係は脆くも崩れます。
何かを恐れ重大なことが起こる、もしくは既に起こった可能性も考えられます。
5.社長が会社に来なくなる
これも前項の私の実体験からですが、毎日誰よりも早くきていた社長がある日を境に出社しなくなった。
まぁ社長ですからその辺は自由でしょう。
しかしあまりにも長期間こなくなる。
これはちょっと危険です。
注意
- 金策に奔走している可能性
- 既に自分だけエスケープ
顧客から料金だけ先に受け取って計画倒産してニュースになる会社はこう言ったケースが多いです。
成人式で多くの人が被害を受けた「はれのひ事件」は記憶に新しいですね。
私も給与遅配の際に社長が失踪したと書きましたが、情報網を駆使して居所を掴み乗り込みました。
いきなり土下座されたのを見てそこまでの半年を虚しく感じました。
5つの重要ポイントを解説しましたが何度も繰り返します。
あなたにはそんな思いをして欲しくない。
自分自身の「人生の危機管理」だけは持っておいてくださいね。
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冒頭にも書いたとおり、この記事は危機を煽ったり会社を疑えということが目的ではありません。
でもテレビの向こう側のことと思ってた「給与未払い」ということを経験した私としては・・・
ポイント
誰にでも起こりうることだとご理解頂ければ幸いです。
企業の危機管理意識が叫ばれる最近で、「自分自身」の危機管理。
これもとても大切です。
私は体験した
大袈裟でなく一瞬で世界が変わってしまします。
今回ご紹介したポイントを活かして、「正しく疑う目」を養ってくださいね。
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