

今回はそんなお悩みを解決します。
この記事の信頼性
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今回の記事では、仕事・転職・人生において、人間心理から余計なものを背負ってしまいがち。
そんな状態から抜け出して、思考をクリアにしてシンプルに行動できる方法を解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、あなたを惑わせる正体がわかるので、ハッキリとした意思表示ができて無駄を減らすことができます。
仕事・人生を前向きにしたい!4つの「取捨選択」で自由になる考え方。
今回の記事は、ロルフ・ドベリ著「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」。
この著書を参考にして仕事や転職、また人生において「自分のルール」を作ることによって、自分の行動をシンプルに無駄のないようプログラムして、なおかつ信頼を得ていく方法を解説します。
以前の記事で「Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法」を参考にした記事を書きましたが、同じ著者の本で順番から言うと今回の本が先に出版されています。
関連記事>>【Think Smart】邪魔を省いて見つける「7つの成功法」
なぜ「自分のルール」を作ると行動がシンプルになって信頼が得られるのか❓
気になりますよね❓私も気になりました。
もうすでに誰もが独自にルールを持っていそうなものですが、あえて「ルール」と言う理由、それを仕事や人生にどう活かしていくのか❓
この後の項目で解説していきますので一緒に見ていきましょう。
関連記事>>【WTH効果】挫折は連鎖する!繰り返さない為のルールは「〇〇」?
あいまいな境界線。自分にルールを決めろ!
現代社会はインターネットの発達によって、いろんな情報が手軽に得られるようになりましたよね❓
多くのビジネス書や成功者の言葉でも「たくさんの本を読め」とか「インプットを」と言いますが、著書「Think clearly」によれば
注意
私たちはすでに「情報に溺れている状態」と言えます。
どうでもいい情報までインプットして、本当に大切な情報を見逃したり記憶から薄めていってしまったりしている状況なんです。
そこに「ルール」を設置することで、それに従って考え、対応し、守っていけば、必要な情報だけを得て、必要な行動をすることができるようになります。
境界線があやふやで、何が良くて何が悪いのかが曖昧なものを・・・
ポイント
「心の境界線」を決めてクリアにすることが大切な作業です。
そしてその「ルール」を作るためには・・・
ポイント
溢れかえっている状態からの「取捨選択」をすることが大切です。
次の項目では、「取捨選択すべき4つのポイント」と、何をどのように取捨選択すればいいのかについて解説します。
関連記事>>【Google式】間違った頑張り。人生変える「頑張らない働き方」
心の断捨離。あなたを解放する4つの「取捨選択」
ここで言う取捨選択は「心の断捨離」で、実際に何か物を捨てるわけではなく「自分を知るため」の選択をすることです。
4つの取捨選択
- 簡単に頼みごとに応じない(仕事の取捨選択)
- 本音をさらけ出さない(アウトプットの取捨選択)
- 情報収集しすぎるな(インプットの取捨選択)
- 大きすぎる夢を持つな(人生の取捨選択)
順に解説します。
1.簡単に頼みごとに応じない(仕事の取捨選択)
言いたいことが言えない、断れないと言う人は「安うけあいの連続」です。
これは「好かれたい病」からくるものであって、「好意」を受け取っているため断りづらい状況が作られているんですね。
そのため「ルール」を作るといいわけです。
5秒決断ルール
世界最高の投資家ウォーレンバフェットのパートナーの言葉です。
5秒迷ったら「NO」と言いましょう。
即決できないのは「興味が判断できない」証拠です。
ここでNOといっても大きな損することはありません。
転職で例えれば、迷っても即決で「NO」じゃなければ面接で聞くために応募することです。
関連記事>>求人に応募を決断できない。比較しやすくする裏技「TOP3戦略」
自分の枠(ルール)を決める
自分の枠を作るにあたって頑固でありましょう。
前述のバフェットは「価格交渉には応じないルール」を作り、そうすることで周囲にそう伝わり、最初から最高の結論を引き出すことができるようになりました。
頑なに固い意志を持つことで
ポイント
決断に迷う「決断疲れ」がなくなります。
即決できるからです。
転職で例えれば、入社する条件で「自分が譲れないもの」は譲歩してはいけません。
一度譲ったらそのうち譲歩する部分が増えるだけです。
注意なのは、条件が多すぎると決められなくなるので「絶対」と言うポイントのみ決めておきましょう。
2つのラインを決めておく
下記の2つのラインを決めておくとさらに断りやすくなります。
◆能力の輪◆
自分の能力の外側のことは断りましょう。
できないことはできないでいいんです。
「能力の輪の中のことだけ」を受けて、結果を残し続ければ信頼は損なわれません。
転職の面接でも受かりたいからと、能力以上のことをアピールすると後で怪我をしかねませんから「等身大の自分」で臨みましょう。
◆尊厳の輪◆
これは論理というよりも主義ですね。
やれるけど「やりたくない」という内容のものです。
断る時のルールをプログラミングしちゃいましょう。
例えば「いやです」「できるんですけど、それはやりたくないです」。
それで頑固さを理解してもらうことで「線引き」をしていくわけです。
あなたのポリシーに反する依頼は勇気を持って断りましょう。
そうすることで「能力の輪」のもののみに対応すれば、いい形がだんだんと出来上がっていきます。
ポイント
頑固=頑なに固い意志を貫くことです。
仕事の場面で例えるなら、やりたくないことに手を出しても、結局「モチベーションが上がらずいい結果は導けない」という状態を避けることができるようになります。
その依頼をやっているイメージをして自分が生き生きしているかどうかが大事です。
2.本音をさらけ出さない(アウトプットの取捨選択)
これは実際のコミュニケーションもそうですが、SNSでの発信についても言えることです。
感情はあてにならない
一時の感情で表に出すと取り返しがつかないこともあります。
日記をつけている人だと分かりやすいですが見返してみると、1ヶ月で人間の感情なんて変わるんだということがよくわかると思います。
転職活動で転職する理由にしても
- 一時の感情じゃないか❓
- それは1年後も続くような理由なのか❓
一時の単純な感情で、転職スパイラルに陥らないように冷静になって再度考えて同じなら動き出しましょう。
2番目の人格を作るといい
これは対人関係、ネット上など外に向けた人格です。
感情・本音の全てを吐露しないという「第2の自分」を作ることで、客観的な判断ができるので、感情に任せて発言や発信してしまうような無駄が減ります。
実生活では「歯に衣着せぬ人」を羨ましく思うかも知れませんが、こう言ったタイプの人は好き嫌いがハッキリ分かれるは諸刃の剣タイプです。
ビジネスでは経営者ならまだしも、一般レベルではやってはいけないですね。
対人関係には
ポイント
「好感」と「信頼」が大切です。
共存するのが組織ですから。
「わからない」と答えていい
自分が詳しくないことや興味のないことに意見をするのは難しいことです。
詳しい専門家だって難しいわけです。
なのでわからないことに関しては無責任に発言する必要はありません。
特にSNS上では注意が必要です。
逆にこれらに関する沈黙や無意見は無能を表すものではなく、むしろ「知性」を表します。
転職活動に例えれば、面接での答え方にしても「わからない」ことを無理して答えても面接官にはバレます。
わからないと正直に答えることが「誠実」な時は意外と多いものです。
3.情報収集しすぎるな(インプットの取捨選択)
世の中には多くの情報があふれ、その情報源は無数にあります。
その中で自分で情報を選択する方法です。
ニュースの量を制限しろ
著者は世の中のニュースの90%はガラクタだと言っています。
溢れる情報源を一度整理する。
そして信頼できる情報源を見つけることが重要です。
転職活動の場面でも信頼できるエージェントを見つけること。
そして信頼できる相手の情報に耳を傾けることが重要です。
エージェントはあなたとは違う角度から情報を持ってきてくれます。
一部的ではなく多角的に物事を見つめて判断しましょう。
>>【まとめ記事集】職種別・業界別・その他おすすめエージェント!
信頼できる相手とだけ付き合う
「好感」と「信頼」で付き合う人を決めましょう。
八方美人は結局自分が疲れてしまいます。
そこに知名度やスペックなんか関係ありません。
SNSであっても誰とでもではなく同じつながりの人を選びますよね❓
怪しいアカウントは避けていると思います。
人生においても、仕事ができるできないとか、過去の実績で付き合う人を選ぶのは避けましょう。
ここでも表面的なことより「好感」と「信頼」で選ぶこと。
これが何より重要です。
良い本を繰り返し読む
いろんなニュースを片っ端から詰め込むより、選択と集中で自分の中に染み込ませていくことに注力しましょう。
何でもかんでも詳しいことよりも、集中して選択して誰よりも強い分野を作る。
それが仕事でも転職でも、例えばこのブログでも専門性と独自性につながります。
4.大きすぎる夢を持つな(人生の取捨選択)
ここで伝えるのは「自分の視野」を理解することです。
「価値観」を大切にするのもいいことですがコントロールできないことに意識を集中することは、精神が疲弊してしまうことにつながります。
お前に世界は変えられない
強い言葉に聞こえますが著者はこの中で、この言葉の後に「お前に変えられるのはお前の人生だけだ」と言っています。
だからあなたは自分の「輪」の中で戦えばいいんです。
その輪から外れるものは全て「NG」であり「NO」というルールに従っていきましょう。
絶対にこれをしなければいけないと言う宿命なんてありません。
人間は生まれながらに自由です。
自分のできることを理解してその枠の中でできることを選びましょう。
勝つことよりも「負けないこと」
勝つことにムキになると消耗してしまいますね。
負けないためには、相手のミスを誘うような戦い方をすることも重要です。
例えるなら、焦りはミスを生みます。
心にゆとりを持ってミスなく丁寧に進めればいいんです。
マルチタスクできる人が優秀なんじゃない。器用なだけです。
もしそのタスクのバランスが崩れた時大きなミスにつながりがちです。
あなたの戦う輪の中で確実に行っていきましょう。
何を手に入れるかじゃない「何を避けるか」だ
手に入れてアップサイド(上流)になったらその状況には慣れるが、手に入れられずダウンサイド(下流)に陥ると、慣れることはなく長い負荷がかかるものです。
以前の記事で書いた「成功ギバー」になりたければ「テイカーを避ける」ように、自分にとって脅威となるもの足を引っ張るもの、時間を奪われるだけのものを徹底的に避けて、能力の輪と尊厳の輪を決して出ない意思が重要です。
関連記事>>【GIVE&TAKE】頼まれごと断れずに損してる?認めさせる5つのポイント
自分の「ルール」がハッキリしたら守っていけばもう惑わされない!
まとめると
ポイント
◆ 自分のできる事とやりたい事を理解する
◆ それ以外のことには一切干渉しない
◆ 自分の内面に集中してやりたいことを貫く
ことが、物事をクリアにしてシンプルに行動するために必要です。
ポイント
これが自然と身につき実践できるようになると、決断したり断ることに疲れることもなくなります。
そうすると自分が得意な領域、仕事に思いっきり集中ができて成果が出やすくなるわけです。
どれだけ今まで断れなかったことで遠回りをさせられたか。
道をまっすぐ進むのに今からでも遅くありません。
自分の意志をハッキリいうのは怖いかも知れません。
でも伝えたとしても最初は少し嫌な気持ちにさせるかも知れませんけど嫌いになるほどではありません。
本来あなたがやらなくてもいいことだったわけですから。
ポイント
自分の仕事を貫ける人は皆「頑固」です。
それで「線引き」をして「ルール」を保っているんですね。
あなたも「ルール」に正直に従って行動すれば世界はもっとクリアにシンプルになるでしょう。
【 著書が気になった方はぜひオススメです 】
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