


この記事の信頼性
◆当ブログでは、16年にわたるプロ転職エージェント経験から主にその目線で総合的な転職支援サイトや分野に特化し強みを持った支援サービスをご紹介しています。
◆また自身の体験談などから失敗しない仕事・転職・人生のための情報発信もしています。
◆今後の仕事・転職・人生に役立つ情報をお届けしていますので参考にして頂けたらと思います。
◆人気ブログランキング&ブログ村「転職」カテゴリ1位を獲得しています。
今回の記事では、ビジネス書としても人生を考える本としても読まれている「Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法」から。
仕事や転職において、成功するために何をすべきかを根本から覆す考え方について、意外な方法で答えを導き出す方法を解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、「答えを探す」という考え方から、もっとスマートに物事を考えて求める内容を引き出すことができます。
成功に邪魔なものを省く【Think Smart】な「7つの成功方法」
今回はロルフ・ドベリ著「Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法」を参考にして、仕事や転職で探しがちな「成功の答え」に対しての考え方の間違い、答えを探すのではなく
ポイント
成功を「邪魔するものを省く」という見つけ方
について解説します。
同著は「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」の続編にあたります。
ご興味ある方はこちらも読んでみてくださいね。
なかなか取り組みがうまくいかないと、最短で成功するための「答え」を探してしまうものです。
あなたも今、もしくはこれまでに「どうやったら成功できるのか❓」と答えを探した経験はありませんか❓
もっとシンプルに、スマートに求めるものを導き出す方法を一緒に見ていきましょう。
そもそもなぜ「成功に邪魔なものを省く」ことが答えを見つけることにつながるのでしょうか❓
次の項目でその理由と根拠について一緒に見ていきましょう。
関連記事
-
認められたい!仕事にも転職にも幸せになるために「邪魔な欲求」。
成功を邪魔するものはシンプルでスマートな考え方が効果的
例えば1つの正解を見つけようとすると相当な時間と労力を使いますね。
こうして答えを追い求めるのは長く難しいことです。
しかし「神」を例に考えて見ましょう。
「神とは何か❓」
この問いに答えるのは言葉ではなかなか表しづらいですが、「神ではないもの」を判断すること。
それを省いていくことはそう難しいことではありませんよね❓
この著書「Think Smart」では、1つの正解を見つけるのではなく、
ポイント
不要な考え、正しい思考を邪魔するものを省くという「選択」を重ねることで、道を拓くことを解説しています。
なので「Think Smart」なんですね。
今までとは違う切り口から答えを探す。
これは多様な考え方がある現代社会において、とても有効な考え方です。
成功の方法がわからず仕事や転職活動でやる気を失っている方にもその活路を見出すことができますよ!
次の項目では、7つのポイントに絞って具体的に説明しますね。
関連記事
-
人生成功の定義とは?お金よりどれだけ「〇〇」に命燃やせるかの舞台
成功に邪魔なものを省くThink Smartを実現する7つの具体策
「Think Smart」では52の項目と豊富なエピソードで説明していますが、全部書くととんでもない量になるので。。
ここではさらに7つに絞って正しい思考を知り、それ以外を省く。
ここを押さえていただければと思います。
成功への7つのポイント
- 協力
- 選択
- 嫉妬
- 仲間
- 宣伝
- 計画
- 期待
順に解説しますね。
1.協力
他人から協力を得るためにはどうすれば良いか❓
例え会社であってもそこに「金銭」は必要ありません。
そこは省いてください。
著書では協力を得るには
ポイント
「理由を与える」と説いています。
何かしらの「理由=信念」があれば人は納得するという心理。
これを応用しています。
仕事で取り組みたいことがあった時に「信念」となるものを、しっかり持つことで人は共感して動いてくれます。
逆にせっかく信念に共感してくれた人に、お金や何かしらの報酬を出そうとすると反感を買うことすらあります。
注意
なんでもお金でか解決させるというのは一時的には良くても、持続的な方法じゃないんですね。
そして、その「理由」をデータや統計などで見せるより、たった1枚の紙でもいい、
ポイント
物語・ストーリーとして伝えること
これがどんなデータよりも説得力を持つものになります。
なのでデータや統計は省いて1枚のストーリーがあればOKです。
転職の面接でもこの「あなたのストーリー」を過去・現在・未来のカテゴリーに分けて作っておくと、とてもスムーズに全ての質問に答えることができます。
人から協力をえようとするときはお金で解決させようとせず、理由を持って物語で伝える=信念をストーリーとして伝える。
これを心がけましょう。
転職活動でもエージェントの協力を得るには書類などよりも、自分がなりたい姿(信念)をここまでの経験(ストーリー)で伝えてください。
そこが明確になればエージェントはあなたへの協力を惜しみません。
もう一度。
ポイント
協力してもらうのに邪魔なもの(お金やデータ)を理解して省き、理由を持ってストーリーとして伝えること
これが成功のポイント「協力」への考え方です。
2.選択
人に選択をしてもらうとき、選択肢が多すぎると疲れるという心理を応用します。
わかりやすい例を出すと、裁判では早い時間に行われたものほど、大胆な判決が出る傾向にあるというデータが出ています。
この心理を応用して、疲れになること(邪魔なもの)を省いていくわけです。
ポイント
決断させることは体力を奪うことだと、理解してそれを「ケア」することが必要です。
これをうまく誘導しているのが家具販売のIKEAです。
広い店舗では、通路の真ん中あたりにレストランを設置して、選択疲れをケアする店舗作りがされています。
また、人間は「デフォルト効果」と言って「標準案」があると安心する心理があります。
レストランでワインのメニューが豊富な中、基本的なものとして「ハウスワイン」をおいていますね。
ニトリでも小さなモデルスペースをあらかじめセットしたものをパッケージで販売していたりと「選択疲れ」を解消する工夫がされています。
仕事でいくつかのプランを選んでもらう際には、基本となるものを決めておいて、相手が決めきれない時にはそちらにうまく誘導して相手の選択疲れをケアしてあげてください。
もう一度。
ポイント
「選択は疲れるもの」ということを理解し省く。
そのために選択に対してケアをし、デフォルト(標準案)を用意する。
これが成功を導くポイント「選択」への考え方です。
3.嫉妬
人は、似たタイプの人(同じジャンル、職種の人など)を妬む心理があります。
これが成功を邪魔しています。
決して妬むことなく、ギュッと狭くした範囲の
ポイント
得意分野の王者であれ
そうこの著書で勧めています。
蟹穴主義(カニが自分の甲羅の大きさしか穴を掘らないこと)で、自分が得意なところ、自分の輪の中で頑張ることがポイントです。
また、経営者であれば自分より優秀な人を採用しましょう。
もしここで自分を脅かさない(能力が自分より下の)人を採用し続けたら会社はどうなるでしょうか?
それは結局は会社の成長を妨げ、全体の能力は上がるどころか下がり続けて、いずれ潰れてしまう運命でしょう。
仕事でも同僚の成績を妬まずサポートする心の余裕を持つことが重要です。
自分は自分。
きっと逆の場面ではサポートしてくれるはずです。
そして優秀な後輩がいたら、自分が教えながらも技術を盗む(教えながら教わる)。
相手の実力を認めて教わる姿勢が何より大切です。
もう一度。
ポイント
嫉妬というものを理解し、自分の得意なことに集中して
自分より優秀な人を認めて採用。応援すること。
これが成功へのポイント「嫉妬」への考え方です。
4.仲間
仲間を得る方法ですが、
ポイント
ささいな「共通点」が「自分たち」という一体感を作ります。
これに対して邪魔なものを省きましょう。
邪魔者を排除ではないですよ(笑)
地元が同じだったり、出身校が一緒だったりなんでもいいんです。
趣味でもなんでも共通点があると距離はグッと縮まります。
しかし統一感を生む反面、それ以外は均一的(同じように)見てしまうというデメリットもあるので注意です。
わかりやすい例でいうと、よくイメージされる宇宙人ていますよね❓
みんな同じ姿で個性がないみたいな。そう言った感じです。
そして「自分たち」で作り出したもの、アイデア、製品には、大きな愛着を持つことができます。
しかしこれもその反面で、最高と思うがあまり「チェック機能」が働かないというデメリットが存在します。
なので外部コンサルを入れたり、社外取締役を入れるなどチェック・相談の機関を入れて判断してもらうと間違いにも気づけます。
もしくはグループを2つに分けて、片方で意見を出してもう片方で判断する。
こう言った「役割」を持たせることも有効な手段ですね。
転職活動でいうと、面接で会社と自分の経験の共通点をしっかり確認してアピールをすることで「共同体感覚」を演出すると良い印象として残ります。
共同体感覚については「アドラー心理学」を応用した下記の記事でも
書いていますので参考にしてみてください。
関連記事>>【認められたい】仕事にも転職にも邪魔な意外な〇〇
もう一度。
ポイント
仲間というものを理解し、共通点で仲間意識を作り
さらに外部チェック機関を持っておくこと。
これが成功へのポイント「仲間」に対する考え方です。
5.宣伝
戦時中には戦争を肯定し意欲をあげる映画などが制作され利用されていました。
これを「プロパガンダ」と呼びます。
プロパガンダは直後には効果を発揮せず、2ヶ月程度経って効いてくる。
そう言った研究結果があります。
理由は、
注意
2ヶ月経過すると人は「情報源」がどこかを忘れるが、「情報の中身」だけが残るという心理です。
選挙などの場面では、特にその政党に興味のない「浮動票」に効くと言われています。
情報に関しては、中身だけしか覚えていないという結果を省いて、しっかりとリソース(情報源)を調べること。
いわゆるフェイクニュースに踊らされないことです。
転職の場面では、信頼のおけるエージェントからしっかりとした情報を得ることです。
情報は自分の中で何かしらの形でデータベース化することでリソース(情報源)を忘れない。
もう一度。
ポイント
宣伝の効果を理解して、人間は情報源を忘れる生き物であるということ。
リソース(情報源)をしっかりと掴んでおいて惑わされないこと。
これが成功のポイント「宣伝」への考え方です。
6.計画
計画を立てるというのは、選択と同じで体力を使います。
でもここでは
注意ポイント
「後回し」という考え方は省きましょう。
分割してもいいので「期限」を決めることです。
決めた期限で計画を立てるためにも、余計なもの(電話・ネット)などを排除します。
この時間の使い方が上手い人は
ポイント
「排除と充電」を上手に行っています。
後回しでダラダラやらず、邪魔になるものを排除して、期限までに終わらせその後にご褒美を用意しましょう。
これが充電です。
注意点として
注意
希望的観測で詰め込みすぎてしまい、無理な計画を立ててしまいがちな点です。
これに対する策は「死亡前死因分析」という分析法です。
立てた計画が失敗したという仮説を立てて、その理由を考えることを行います。
現実的なものから非現実的なものまで。それらを書き出して、それを踏まえて期限に余裕を持たせたり、修正できるポケット(ゆとり)を作っておく対策をとることができます。
転職では在職中なら「3ヶ月から6ヶ月程度」の中で
- 書類作成期日
- 応募開始期日
- 内定獲得期日
- 予定入社日
と言ったように区切って無理のない計画を立てましょう。
もう一度。
ポイント
計画は体力を消耗するものと理解して後回しにせず区切って立ててもいい。
その行動の不要なものを排除して、失敗した仮説を立てて理由を考える。
そうして詰め込みすぎないゆとりある計画を立てること。
これが成功へのポイント「計画」への考え方です。
7.期待
期待をかける部分にも省くべきものがあります。
例えば、景気や投資のように「自分でコントロールできないもの」に期待をしすぎないことです。
対して
期待ポイント
「自分」への期待に対しては「プラシーボ(プラセボ)効果」」で花開くことを期待。
➡️ 治験用語で偽の薬でも信じ込むことで効果が期待できる。
「相手」に対しては「ローゼンタール効果」で花開くことを期待。
➡️ あなたはできると伝え続け「自己肯定感」を満たして実力を発揮させる
という形でコントロールができるものなので、自分や相手には期待を一層かけようというものです。
自分の可能性は誰にも否定されるものではありません。
集中したときに発揮されるものなので、ダラダラやることなく決めた時間・期間を集中して「自分はできる」という期待感を持つ。
期待感を持つことに根拠は決して必要ではありません。
もう一度。
ポイント
期待というものを理解し、自分でコントロールできないものに期待をせず、人に対する期待を目一杯かけること。
これが成功へのポイント「期待」に対する考え方です。
邪魔なものを省いたら拓ける視界。成長する人生が始まる
少々長くなっていまいましたが、上記それぞれの項目を活用するのに必要なポイントが分かれば、あとはそれ以外のものを省いていくわけですね。
この角度から考えられるのは「Think Smart」の著者であるロルフ・ドベリが航空会社のCEOだからというのも納得ができますね。
また、彼はビジネス書を要約するサイトの運営もしています。
たくさんのビジネス書を読んできているからこそ持てた視点とも言えます。
今ではほんの2,000円でこうした人たちの英知を知ることができてお釣りまで返ってきます。
著書に興味があればぜひ読んでいただくことをオススメします。
まだまだエピソードが盛り沢山です。
check>>Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法
成功するのに邪魔なものを省いて、シンプルな考えができたあなたにどんな未来が待っているでしょうか?
きっと発想から検討、決断までのスピードが格段に上がります。
私も読了後にはブログを書くにあたり、読んでいただく方の問題を解決するための書き方を、考え始めてから書き上げるまでのスピードがめっちゃ早くなりました。
無駄を省く考えはシンプルで時短の思考法です。
必要な部分を残して無駄を省いていくことで、よりシンプルに書きながら同時に行っていくことができるようになりました。
あなたも仕事において、転職活動において、目指すところが見えたら無駄なものを省いて最短距離でたどり着くための考え方が自然とできるようになっていますよ❗️
「Think Smart」を実現して成功を掴み取れることを心から応援しています❗️
著書をCheck
check>>Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
check>>Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法
【転職エージェントを見つけたい方へ】
check
-
プロおすすめ転職エージェント集。我慢して【3年頑張る】必要なし。
-
業界別・職種別・その他おすすめ転職エージェント!【まとめ記事集】