


この記事の信頼性
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今回の記事では、転職活動の選考の中で他者と差別化するのに「求められていない書類」。
この提出が必要かの実際の相談を例に解説します。
これを読めば・・・
この記事を読んでいただければ、選考の意味合いが理解でき、何が正解で何をするべきかがバッチリ理解していただけます。
【志望動機書】求められていない書類の提出。結論:迷惑になるだけ。
転職活動での面接選考も進み最終選考が近づいてきた。
緊張感もMAXになっていると思います。
そんな中、先日同じように最終選考を前にエージェントから突然の提案を受けたとの相談を目にしました。
それが下記です。
わかりやすく解説すると、少しでも他者よりも良い印象をつける為に志望動機や展望などをまとめた書類を作って渡してみましょうという事ですね。
結論から言います。
注意
求められていない書類の作成・提出は不要です。
かえって迷惑になるだけです。
私も長い事エージェントをしていましたが、なぜこの段階になって上記のエージェントはこんな提案をしたのか理解に苦しみます。
仮にこの「志望動機書」を出したとしてデメリットにしかならない詳細は後で詳しく解説しますが、
注意
これって作るのもエージェントではなく求職者の方ですし忙しい中で転職活動をしている人にさらに不要な手間をかける。
これはエージェントとして失格です。
作成する側の身になって寄り添ってないですね。
2次選考以降では既に持参するものはないはずです。
クリエイティブ職なら作品を用意したりはありますが通常のビジネス職ではもう持参物は不要です。
ここでは下記の記事でも書いたとおり働き始めた後の姿の「すり合わせ」です。
>>【2次面接】心構えと対策は?互いの「イメージ」をすり合わせる場。
そこに集中して話していけば良いだけです。
次の項目ではなぜ追加で書類を出す事がデメリットにしかならないのか❓
ここについて解説します。
関連記事>>転職で面倒な書類選考なし。遂に登場!正社員未経験からも転職OK
独自で書類を作成する事が不要なワケ
「志望動機書」という書類は実際にありますし、応募の段階で履歴書、職務経歴書とは別に提出を求められるケースも稀にあったりします。
これは応募者が多い事が予想される募集でのことで書類の段階でより細かく志望動機をみてふるいに掛ける。
そういった意味で提出を求められます。
「求められていない書類」を提出するのは、他の候補者がいる中で「差別化したい❗️」という気持ちからだということは簡単に想像できますね。
注意
しかし、残念ながらその書類が「合否を左右する」ことはまずありません。
むしろ印象を落とす可能性しか生みません。
今回の相談者さんの担当エージェントは合格させたい❗️という「自分の願望」で相談者さんに手間をかけさせ、さらに応募企業にまでいらない手間をかける事に気づいていないです。
もしあなたが同じように求められていない書類をエージェントから作りましょう❗️と言われても作る必要はありませんし担当を変わってもらった方がいいかも知れませんね。
ポイント
選考は「公平・公正」に行われるべきですし応募者もそこは沿った方が確実で安全です。
次の項目では実際に求められていない書類を出した場合、相手企業にどう迷惑をかけ、自分がどう損をするのかを徹底解説していきます。
関連記事>>転職活動の面接の手応え。結論:その手応えは全くアテになりません。
提出する事でマイナスになってしまう注意点
決してプラスにはならない
- 書類と管理の「手間」を増やす
- 逆に「自信のなさ」と伝わる
- コミュニケーションが「一方通行」との印象づけ
順に解説しますね。
1.書類と管理の「手間」を増やす
面接などの応募選考をする企業は提出された多くの書類を「個人情報」として厳重に管理します。
応募者ごとにゴチャゴチャにならないように。
そこに指示してないものが送られてきたらどうでしょう❓
それも個人情報になるわけです。
注意
相手企業に「管理の手間」や「破棄の手間」など余計な手間をかけるだけです。
しかも魂胆は見え見えです。。。
中身を読むまでもなく出した理由もバレるだけで終わります。
そこまで採用担当者もヒマではありません。
出す方は出して終わりですが受け取った側のことを考えるとどんな気持ちになるか❓
ここまで考えてこそのエージェントです。
メモ
普通のエージェントは皆ここはわきまえています。
ですので全てのエージェントがこうではないと付け加えさせてくださいね。
2.逆に「自信のなさ」と伝わる
「志望動機」は既に1次面接で聞かれて答えているはずです。
そして今後の「なりたい姿」までの過去・現在・未来。
以前の記事でも何度も面接では「過去・現在・未来」の整理をしておけばほとんどの質問に答えられるとお伝えしてきましたので是非これからの方は参考にしていただければと思います。
>>職務経歴書で差別化!ポイントは<過去・現在・未来>3点の整理。
そんな「既に答えたこと」を改めて書面にして出すというのは
注意
自分がした回答に自信がなくて「やり直している」というマイナスの印象にしか映りません。
やり直している時点でルールに反する事になってしまいます。
文章で簡単に送るのではなく、選考の場面で直接伝えるべきもの。
志望動機は言葉で伝えなければ「熱意」はこもりません。
そういった意味でも書類での提出は逆効果にしかなりません。
3.コミュニケーションが「一方通行」との印象づけ
これは私が採用担当として面接を担当していたときに実際にあった事なのですが、ご丁寧に求めていない書類やお礼などを「FAX」で送ってくださる方がいました。
注意
今はいないと思いますがFAXは相手に印刷代と紙代がかかる行為だと覚えておいた方が良いです。
しかも一方的に大量に送る方もいて困りました。
ここまでくると「気持ちの押しつけ」としか映りません。
それが「一方通行なコミュニケーションの人」と取られてしまいかねません。
下手したら最終選考に行ったはいいがそのせいで既に答えは決まっていたなんて事にならないとも言えません。
ルールに従って求められたものだけをしっかり提出する。
ここさえしっかりしていれさえすれば余計なことをする必要はありませんので自信を持ってアピールしましょう😃
関連記事>>転職活動での面接時間。結論:そのまま「あなたへの興味」を測るもの。
選考とは皆が同じ条件で行うもの。あなたの「魅力」での採用が必須
私も数多くの面接を、応募者と面接官の両方で経験していかにその場での会話の熱量や表情といった「温度」が大切かを感じてきました。
ポイント
書類は確かに必須なものもありますが文字では「温度」までは伝わりません。
だから「面接」があるわけですもんね。
今回の相談者さんの件は、相談者さん自身が疑問を感じて相談した事がよかったと思います。
ポイント
エージェントサポートも1社だけに絞らず何社かに登録して「セカンドオピニオン」的な客観的意見をもらえるようにしておくことをオススメします。
当サイトでも総合的なエージェントの他、業界や職種、ハンデに専門特化したエージェントをたくさん紹介していますので下記のまとめ記事ご参照くださいね。
>>【まとめ記事集】職種別・業界別・その他ハンデ特化。おすすめエージェント
今後も多く見られるものを中心に色々な悩みを解決できる内容をお届けしていきます。
あなたの頑張る姿勢を心から応援しています。
当サイトでは希望が叶ってイキイキ働けるような転職先に出会えたことを【成功転職】と勝手に呼んでいます。
あなたの【成功転職】を心から応援しています❗️
【 追記:転職をお考えの方へ 】
転職は「情報戦」です。
一人では知り得ない情報をエージェントはたくさん持っています。
非公開求人や企業の内部情報などたくさんの「情報」を判断材料に加えて成功するて転職を実現しましょうね❗️
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おすすめ記事>>登録必須エージェント紹介・比較記事
関連記事>>【まとめ記事集】職種別・業界別・その他おすすめエージェント!
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